血湧き肉踊る
今日はせっかくの土曜日だと言うのに、夫ダーが家で仕事を
しなければならないので、双子は保育園に連れ去られ監禁さ
れている。私も大人しくしていなければならないので、仕事
でもするか・・・とPCに座ったのだが、あ、そうだ、今日は
思い切りYoutubeに溺れてみようかと思い付く。
仕事の後、いつもちょっとだけYoutubeを観る。
見損ねたお笑いとか。
最近では清志郎のロック葬でヒロトの弔辞を最初から最後
まで聞いた。泣けた。
その流れもあり・・・今日は禁断の80年代インディーズシーン
パンドラの箱を開けてしまった!!
ソウルフラワーユニオン→岡田昌(歌舞伎昌三)→ボガンボス
→じゃやがたら→あぶらだこ→ブルーズビンボーズ-//-戸川純
→ZELDA→PAPAYAPALANOIA-//-友部正人→たま→人生→
筋肉少女隊→ケラ→と、だらだらだらだら
当時耽溺していたもの、気になりつつ深入りしそびれたもの
どれも改めて観る。
私はZELDAのコピバンをしていたのであるが、今聞いてみて
その実物の演奏のクオリティーの高さとセンスに愕然とし、
自分らをそこそこかっこいいと思っていた過去を恥じ・・・
しかしどうにも耳に沁みこんだ音には、17歳の血が沸き
40歳の肉が踊るのであった。
ああ、楽しい。
何しろ、たまが素晴らしい。本当にすごい。
その個性・感性に衝撃を受け、唯一無二運命の人と確信して
恋に落ちたのに、通俗的な女友達にくすくす「まじやばくない?」と
嘲笑されてる背中を見て、急にわさわさと恥ずかしさが芽生え、
少しずつ疎遠になってしまった、そんな昔の彼氏の様な存在。
たま。
一過性のブームにやられてこちらの熱も冷めた当時、若かった。
しかし、これは子供に聞かせなくては!!
隠していたがほじくりだせば音源がいくらでも出て来そうだ。
結局、去年リリースされたソウルフラワーユニオンのアルバム
と、どんとの死後小嶋さちほが監修したと言うボガンボスの
ベストアルバムをアマゾンで買った。
しかしなぜかその前日、ひとり80年代祭りやるより先に久保田
利伸のCDを買っていた。だって昼の再放送の連ドラでかかってる
主題歌がなんだかとてもかっこ良かったんだもん。
送料込みで680円ならまぁいいかなって思って。
あれ?なんか、すごいこだわってるフリしたけど、
実際はなんもこだわっちゃいないんじゃないのさ。
ああ、年を取るって楽になるんだなぁ。
誰にどう思われるもなにもないよ。
あぁ早く届かないかな久保田利伸。