小事争論 こじ

アジア服・南国よろず屋ままかのボス。まだときどきちゃぶ台をひっくり返したりするけどだいぶ穏かになりました。

台風一過

この連休に来た台風はすごかった!

いえ、申し訳ないくらい福岡はなんでもなかったんだけど。

風はびゅーびゅー吹いていたものの、保育園をお休みさせるほどでもなく・・・平常通り過ごしておりました。それでもその風や雲や九州各地から届くニュース速報を見るに、あわわ、こりゃ大変!と思いました。思いますよそりゃ。

しかしなんですね。

朝からニュースをつけっ放しにしてると

「午後には直撃する可能性もあり早めの帰宅を」とニュースやワイドショーが呼びかけているにも関わらず、意に返さない渋谷の交差点。「なんでこの人達は通勤してるんでしょう?」と思ってしまうわたし。

つい先日まで「何があっても通勤」「通勤しようかどうしようかと考える余地のない」世界にいたわたし。

どんな台風も地震の後ですら夫を送り出して来たわけですよ。

台風ってこっちから東へ向かうからね。こっちの方がその台風の大きさとか怖さにリアリティがあるんだよ。だからそれがそっち行った!となると、「なにやってんの?!早く帰りな!」と思うんだね。

それプラス、やっぱり東京のシステマチックさって「自然現象」「事件・事故」なんかの感受性を薄くさせる。だからこそ明日も明後日も同じ作業が滞りなく遂行されるんだよね。その見えない力がすごい威力。「東京に染まってしまう」「東京へ行ったら変わっちまった」とは、こういう事さ。[emoji:i-274]ピ^ピーピー←長渕ヨロスク

ふざけて言ってますが、実はやっぱりちょっと怖いよね、それって。

地下鉄サリン事件の当日、多くの人が倒れている人達を横目で見ながらも足は止まらず、むしろ遅れを取り戻すべく急ぎ足で勤務地へ向かった。他所の国の新聞に「不思議な国ニッポン」と評されていたけれど、そう、東京にいると「騒がない」「冷静に」「迅速に」が何よりも重きをおかれいてるし、そして普段はそれが良かれと思って人様に触れず人様と距離をとって暮らしているから、有事の際にどんな歩幅で人に寄り添ったらいいかてんでわかんないモードなんだよね。体が固まってしまう。

地方都市の人達は、このかなり特殊にして日本代表みたいな「東京」を、こんな視線で見てるんだなぁと思ったこの数日。あんなでかい台風が来るのに会社行くなんて東京の人おかしいですよ!

この前やったばかりの帰宅難民。この前のは突然の出来事だもの仕方ないとしても、今回は前の晩から言ってんじゃん!って話だからね。それでも危うく帰宅難民になりそうだったって人は多かったはず。

東京だけ無事、なんて幻想はもう幻想。

気をつけなはれや!

と、福岡市民初心者が上から物を言いましたが

今日はこの前のフォークロア・タラシリーズのミニドレスをご紹介。

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フォークロア・タラ・ミニドレス

ブーツとよく合うアイテムです。

素材的には今からすぐ!そして春まで使える綿100%。