小事争論 こじ

アジア服・南国よろず屋ままかのボス。まだときどきちゃぶ台をひっくり返したりするけどだいぶ穏かになりました。

そろりそろりと

だいぶ上手に立っていられるようになり、うっかり無意識にトトッと歩いてしまったり、一生懸命そろそろ~りと練習してみたりで、なんだかんだ1m程移動出来るようになった。いやはや、去年の今頃はこんな風になるなんてイメージ出来なかったなぁ。こうなってくるとアクティブな遊びが楽しくなる。もっか手押し車を運転しつつ「あ"~あ"~(いらっしゃ~い、いらっしゃ~い(母訳)」と叫び、客寄せするのが気に入っている。それから音をがんがん鳴らしながらのアンパンマンカーでドライブだ。少し前までは、自分の遊んでいるおもちゃを横取りされても、すぐに諦めて別の物を手に取り喧嘩らしい喧嘩をすることもなかったのに、今は取られたらわざと大袈裟に泣いて大人に訴えかけるようになった。危ない物を取り上げたり、道行を遮ったりしたら大変だ。それは本気泣き!!う~ん、すっかり人間だねぇ。 そうそう、今日の晩御飯の時に彪がお皿を重ねてその上におさじも乗せてバイバイと手を振った。ごちそうさま、の様である。もちろんそんな高尚なこと母は教えていない。バイバイすら教えていない。凛も彪も使っていた物を元の所に返すのが大好きだ。さっきも体温計を凛に奪われて、まぁいいや後で回収すれば・・・と思っていたら、最初に置きっ放しにしいたテーブルの上に戻してあった。ちょっとした大人でも出来ないことある。素晴らしい。「美味しい美味しい」はなぜか頭を叩くのだが、これも私は教えていない。大好きなげんこつ山のたぬきさん♪の振付けは教えたらあっさりと出来た。これはすでに知っていたとしかえない・・・か、神の子烈?!と言う訳ではない・・・保育園力である。極めつけは「ママ」だ。ついに「ママ」と呼んでくれた!!あがとう、嬉しい!!と素直に思いたかったのあるが、うちでは誰も私をママと呼んでいないのだ。うちは大道の「お母さん」です。しかし双子は母を「ママ」、ご飯を「マンマ」と呼ぶ。お腹がすいたら「マママンマ~」の大合唱だ。すでに「ワンワン」や「チュウチュウ」「あった!あった!」は使えるうになっていたが、まさか教ていない「ママ」と「マンマ」を言い出すとは考えられなかったので、たまたま使うタイミングの合ってるナン語だろう思っていた。しかし使用期間も長くなりタイミングも合い過ぎる。こりゃどうやらママと呼んでるらしい・・・。いやぁ呼び方なんてどうでもいいのよ。私を知っててくれて良かったよ。ありがとう。が、しかし、しつこいですが、なぜ「ママ」と覚えたのか?「お友達のおうちではほとんどが「ママ」なので見てて覚えたんでしょうかね~?」と園の先生は仰っていたが、お友達と母親の関係と自分と私の関係が同じだと、なぜ解ったのだ?お友達のお母さんのお名前だとは思わなかったのか?迎えに来る生き物=ママかい? 保育園に行っていると刺激がいっぱいでいろんな事を覚えてくる。 風邪も貰って来るけど、毎日違う何かを覚えてくる。いや実に面白い。 もはや誰が彼らにとってのメイン教育者であるか不明であり責任放棄の様相であるが、いや、楽しいので良しです・・・もちろん、ひとつひとつ「教えて」「出来て」と言うのも良いなぁと思う。もう叶わないじっくり仕立てにも憧れるが・・・。時すでに遅し、うちの子らはすっかり毎日帰るなりどんな芸を披露するやらのびっくり双子となりにけり。 「双子」と「びっくり」って似合うのだ。その組み合わせはなにかエンターテイメントを感じさせる・・・閭閭 とか言って、楽してすみませんの話でした。 010.JPG きちんと正座でテレビを見る凛之助氏