双子ってなんだ？その1
「いつ産まれるんですか？」と聞かれて
「予定日は12月1日です・・・」と答えると
いぶかしげな顔をされるやら、聞きなおされるやらのこの頃。
慌てて「ハハ、でかいでしょう？双子なんですよ」とおっかけると、
どうりで！と。納得していただける。
「それも男二人なんですよ・・・」と言うと「そりゃ大変！」と爆笑だ。
「本当に二人とも男？双子って男女もあるんでしょう？」と
「だったらいいねー」ともよく言われる。
でも、うちは一卵性だから一人が男なら間違いなく二人とも男だ。
一卵性ってのは、一個の卵がどう言う訳だかある日パカっと
分かれてしまったもの。
同じ遺伝子の卵が分かれただけなので、互いは完全なクローンだ。
当然、性別も同じ、指紋も同じ。
ホクロの位置すら同じ事もあるらしい。
これが面白い事に、同じ様に育てていても微妙に異なる影響を
受け、それぞれが個性を持って別の人格に育っていくのである！
一方、二卵性（または多卵性）は、偶然にも複数排卵されて
しまった卵、それぞれが受精をするので、最初から遺伝子情報も
別々なのだ。
兄弟がたまたま時期を同じくして産まれてしまう言う現象。
だから顔も違うし、性別だって男女で出てくることもある。
二卵性でもたまーにとても似ている子達がいるけど、
すんごく似てる兄弟が年齢差なく存在すれば、きっと一卵性
みたいに似てるよね。でもきっと見分けはつくんじゃないかな。
一卵性は親でも難しいらしい・・・。
自治体でやっている双子の会に参加した時
たくさんの双子ちゃんに会ったのだが、二卵性は本当に
顔も大きさも違っていたなぁ。
面白かったのが女の子は小さい体でどんどん主張するのに
男の子は大きくてもパカパカ殴られてたりしてて（笑
1歳位でもやはり別の個性。違いがわかりやすかった。
まさにいっぺんに出てきた兄弟なのだ！
男女だなんて、ちょっと得した気分だわ・・・羨ましい!!
一卵性は、二人でぴったりくっついていて、まるで周囲には
興味がないようなそぶり。
まぁ場に慣れてきたら、それぞれ行きたい所に行ってたけど、
味方が側に居るって感覚は一卵性の方が強いのかもねー。
とても神秘的な存在。
つづく・・・
