タイでビザラン禁止
2万バーツ所持していないと入国禁止
戒厳令に続きクーデター、夜間外出禁止令とかいろいろやってるけどこの上記2件の異常な決まりごとはなんなんですかいな。ぶらぶらする外国人を追い出すつもりなのか?ぶらぶらさせるのがタイの仕事なのに!
2万バーツって外貨で2万バーツ分じゃなくてホントに2万バーツなのかなー。狂ってる。
あたしが旅行者だったらやだやだ成田で両替なんて!アホか!
観光客減少に拍車をかける愚行。
それはさておき、彪はその後大きなローカル病院の小児歯科でクラウンを入れました。
しかしその8時間後に40.7℃の高熱。
ドクターも今日は痛いからパラセタモール飲ませてねって言ってたけど、予想外にすごい反応。
病院はとても評判のいい所でおばあちゃん先生の推薦もあったし、凛が骨折の時に通っていたところだからいくらか要領も分かっていて気楽に行ったのだ。ドクターもいい人でした。しかしながら1本の歯をちょびちょびちょびちょび治す日本ではちょっと考えられない「今日終わるからね」ってクラウンの型とかどうすんの?
それはすでに子ども用のインスタントがあるんです。これをちょっと歯の深さに合わせて高さを調整、ハサミでちょきちょきしてかぶせて終わりなのだ。合理的って言うか、いいのかそれで?って言うか。しかしこちらの金物ってみんな縁が切りっぱなしで恐ろしく鋭利。このクラウンも例外ではなく、麻酔を打っているとはいえそのクラウンの縁が歯茎にあたっている様に見えるのに「はい噛みしめて」ってのには、ちょっと気絶しそうでした。案の定、噛みしめ終わったら口内血だらけ。
ちなみに、なんでこんな接近写真が撮れているのかと言うと、お母さんは診察台の足元に座ってずっと手を握ったり足をさすったりをさせられるから。彪の顔の前に先生の顔、その後ろに私の顔、と言う惑星の並びなので、ずっと口の中がよく見えてるのです。いや~~~~怖かった・・・
ルートを触るのもおばあちゃんの時より痛がっていたんだよね。終わったらスキップして帰って来たんだけど・・・歯一本でも小さな体には大きな変化だし、衝撃だったんだと思う。
明け方までに2回解熱鎮痛剤を飲んだけれど、全身が痛いと訴えて泣くし薬が切れる時間より早くに体温が40℃まで上がってしまう。3回目飲ませると病院で診てもらう時にやっかいだと思って、空が白む頃思い切って同じ病院の救急へ駆け込んだ。即入院。ま、こっちで子どもが高熱だったらだいたい入院だね。
いいんですよ入院でも。家で苦しまれてるより心配ないからね。
点滴したらすぐに回復したけれど、やーこの人歯では苦労しそうだわー。
そもそも歯ぎしりで歯を噛み砕いちゃったのが歯根治療の原因。片側がクラウンになったら遠慮なく噛みしめるだろうし、反対側がやられるのも時間の問題だろうなー。マウスピース作ってくださいって言うの忘れちゃったよ。
↑歯は自費治療なので、もしやそれが原因の入院も補償対象にならないのでは?と、いつもの高級病院には入れてもらえない人。どうですか簡素、いやシンプルな部屋!母は大変居心地良かったです。
例の高級病院は、患者に失礼のないように干渉しないのか、忙しいだけなのかナースも呼ばなきゃ来ないし、ドクターなんて呼んでも来ない。回診のみ。点滴も機械で、じゃ手間がいらないかと思えばささいなことでピーピー言って1日何回ナースコールするかわからん。ここは吊り下げ式の単純なのだからまったくトラブルなし。看護師さんや先生もしょっちゅう診に来てくれるし(ややうざいくらい)、ご飯も温かいのが出てくる。
ちょっと買い物に出てる間にも、ヘルパーさんが部屋で一緒に留守番してくれたりと、患者に対する距離感がまるで違っていた。やはりタイ人同士のコミュニティは分厚い←手厚いのうえ
いやー、しかしホントいやね、歯の治療って。
クーデターどころじゃなかった我が家。
まだ夜間外出禁止令が出てますが、日常なにも変わらず過ごしています。