だから・・・
「タケダさんの送別会、そんなに親しくなかったのに」
豚君が踊る、あのDAKARAのCMが好き。
馬鹿だな~豚~と言いながら、物凄い集中力で画面に魅入ってしまう。
豚君は、スナックでカラオケするシーンでタンバリンの腕抜けを
ひらりひらりとやってのけたりしている。
「なんであんなに泣いたのか、あんなにはしゃいだのか」
ただ酔っ払っているだけなのである。
「わが身を省みないお調子者」この愛すべき存在の出すぎた部分を
美質として認めてあげたい気持ちも存分にあるのだが
暴走を横目で見ながらそれを楽しみきれない、ヒヤヒヤとした気持ちも
同時に訪れる。
そんな複雑な心持をあの数十秒で毎回思い出して釘付けなのだ。
私は下戸なのでタケダさんの立場によくなる。
主役なのに置いてきぼりってやつ。
タケダさんは、いつも豚君に囲まれているようなものなので馴れっこです。
次の日にDAKARAを飲みながら思い出してくれて良かったよ・・・
(たぶん、何の飲み会だったかも忘れている豚君は多いはず)