小事争論 こじ

アジア服・南国よろず屋ままかのボス。まだときどきちゃぶ台をひっくり返したりするけどだいぶ穏かになりました。

食べて応援してはいけない2

先週末、我が家の恐ろしい程手入れしていない庭のはじっこを大清掃。コケが放射線を吸収しやすいと言うので、かなり広範囲の土を剥がした。この際だから木々の剪定も。マスクに手袋、捨ててもいい服を着て・・・つまり実は除染にトライしたのだ。一応、除染ともなれば土を着けて気楽に家に入ることも許されず、約5時間程おしっこもせず、お水も飲まず、休憩はそこらのちっさい石に腰掛けて・・・と。しかしそれでいて特大サンバイザーの下はこの時間を利用して染めちゃおうと髪にヘナをこってり乗っけてるってちょっと暢気な状況ではあったが、辛かった。もう腰限界で目標の2/3でギブ。やれやれ玄関で服を脱ぎゴミ袋へ投入。長めにシャワーを浴びてようやっとランチだ。握力を使い果たし箸を持つ手はガタガタ腰もガタガタ!

それっと急いで子供達を迎えに行くとそのラフないでたちに先生が「今日、お父さんはお休みだったんですか?」と。「いえ仕事ではあったんですが」←約束事として私用と言ってはいけない。「二人で仕事の合間を見て庭の除染もしてたんですよ」私的にはそれは話のフリで、先生と園庭で測定された0.35マイクロシーベルトの話をしたかったのだが「土曜日はお仕事だけでお預かりしてますので、そう言う事ならちょっとお引取りをお願いします」と、あれ?怒られちゃった。「私用はちょっと」「いえ、もちろん、お父さんは午後から仕事でしたし、私も仕事しながらの話ですので・・・」なんてオロオロ。しかしここで負けたらちょっと悔しいので折れかけた心を建て直し「園庭の放射線量、高かったですね」とまた話をこっちに引き直すと「いえ、特別ここが高いと言う事はないですよ。今までと同じと言うわけにはいかないんですから、仕方ないですから。それはどこも同じですから」「どの辺りを計ったんですか?」「こちらと、この辺ですね」そこはもうこれ以上は無理と言うくらいキレイに片付けられていた。終始先生は硬い表情で、覚えたセリフ通りに間違えない様注意しながら話していた。

後味悪く、淋しかったのは・・・  ←怒られたから いえいえ

「そうなんですよね~。ちょっと心配ですよね~。なるべく水で洗い流す様にしてみましょうか」とか

「まめにお掃除してみますよ」とか

子供を守る

と言う目線で一緒に考えていきましょう・・・的な返事をもらえなかったことだ。

あれだけ園庭をピカピカにしてくれているのに数字が高いってのはショックだけれど、それはそれでありがたいことだし、ましてや先生を責めるなんて思ってもない。例えば是正箇所がなくても、一緒に考えましょうと。何か出来る事があれば一緒にやっていきましょう、と言って欲しかった。

本当にしばらく、がっかりしてしまった。

毎日顔見てる子供だもの、現場の先生はそりゃかわいがってくれてるさ、と信じている。が、やっぱ経営は・・・認可の私立なんて行政にしっぽ振っちゃってダメだ・・・。これきっと小学校も中学校も組織的にはこう言う返事なんでしょうね。幼稚園はお母さん達がうるさいのを恐れて給食の野菜の産地表示をしてるとか。私の座右の銘であるが「保育園の子供は人質で幼稚園はカスタマー」こう言う時は顕著だなぁ!

そして、うちの除染土ゴミ。どうしたらいいのかネットで調べたら同じ事を市役所に聞いてくれた市川市の人の書き込みを発見。

「剥がした土はどう処理すれば言いか?」に「大丈夫、考えすぎですよ~ハハハハハ!」の返答。

結局燃えるゴミとして出すしかないと。

うーん、でもそれだと燃やされて南風に乗って戻って来るんだけど~~~

あーあー、なんか組織とか大人って幼稚だよ。

それでもまた原発やりたいとかさ。

偉そうに「今の生活を昭和初期に戻してもいいんですか?!」とか言うの。

そんな幼稚な事をずーっと、30年ほど繰り返すとセシウム値が半減します。

そのくらい、平気でのらりくらりやってそうだけど。

その頃には、今の子供たちが親になる時代になってしまう。その時のために今何が出来るか。

自己満足かもしれないけど、出来るだけの事をしたいとお母ちゃん達が思うのは当然の事だ。

あ、野菜の話、ちょっとずれてしまいましたが・・・・

とにかく高い安いはともかく、選択肢をくれ!

今日は佐賀のたまねぎを買いました。

そんな普通の事が嬉しいなんて

本当に野菜を腐らせるなんてしなくなったなぁ。