さて、皆様、夏休みは堪能されましたでしょうか~
ままかのお客様はですね、もうすっかり大人になり過ぎたので「今年の夏はセブの
ビーチで」とか「ホーチミンで雑貨漁り!」とか「バックパックでインドネシアへ」
とかとか聞かなくなりました~
おいお~いみんな~!小さくまとまるなよ~
と、淡路島で済ませた私がなんですが。
いやいやなに言っちゃってんのって淡路島ワイルドだったわよー
新幹線は東京から2時間でびゅ~んと近畿地方まで運んでくれます。
東海汽船で伊豆七島に一晩かけて行くのとさほど変わらぬ移動費でいて
あっという間に新神戸。さらに大阪、神戸、三宮から出ている高速バスで
淡路島へ上陸するのは30分足らず!! 後は目的のビーチ側のインターで
各々降りれば良いのです。
さらっと言いました。
ええ、私のシュミレーションも現実もそんな感じでした。
しかしねえ、このバスの切符には悩まされました~~~
地元の人からすれば「乗りたいバスに乗って運転手に金払えばええねん」って
言うんですけど、家族5人の席を確保するのに、席が足りてるかどうかわからない
バスを待って←高速バスだから立ち乗りはなし
満席だったらまた1時間後のバスを待ち、それもいっぱいならまた1時間待ち・・・
となったら子供はもうぐったりなはず。なんとか事前に予約したい。
しかし予約席は60席中のほんのわずかで、新神戸からのバスはすでに埋まっていた。
新神戸からバスに乗るつもりで駅と直結しているホテルに前泊していたのに!
仕方なく地下鉄で2分の三宮へ移動するもバスターミナルのつくりをなかなか把握
できずに余計なジョギングで無理なダイエット。夫と子供2人を日陰に残し凛と二人
やっと辿り着いたチケットカウンターでは「一番早く出発できるバスは2分後」と
宣告されしかもチケットカウンターのくせにやっぱり地元意見と同じくバスの運転手
から買うのが手っ取り早いと言われる。
1時間後のバスを待つか、更に遠くのカウンターへ行ってみるか・・・とぼとぼ
歩きつつ駐車中のバスの車体をふと見ると「洲本」の文字。「あ、これじゃん?」
まさに2分後出発予定のバスはこれだ!夫と子供は横断歩道の向こう側、すぐ側に
いるのにこの事実が伝わらない!「りんくん!とーたん呼んで~!」と私は運転手
さんの顔を見ながら叫ぶのであった。慌てた凛之助が「キャー!と~た~ん!キャー!
うわ~ん!」とキラキラの大声で呼ぶとすぐに気付いて夫が動いた。
私がバスに片足突っ込みつつお財布出して乗る勢いをアピール!すると「間に合い
ました?」と笑う運転手さん。シーンとした車内にぞろぞろ子供が乗り込む。
「ちっちゃいなあ。じゃあ2人分でいいか」と目方ですか?目分量で大人切符2枚分に
してくれた。「4席使っていいよ。助手席も使っていいからね」浪速男最高!
無事にバスに乗れたのでした~。帰りどうしよう。
そして宿屋から5km離れた北淡インターとやらで下車。そして絶句。絶景?
あのう、日陰を探すのが困難なほど何もないんですけど。
一応ベンチだけはあり、そこにデカ丸サングラスにホットパンツ、ウェッジソールの
サンダルと言う夫曰く「着飾った」お姉ちゃんが2人座っていた。淡路島の大自然と
正反対のその今時の女子は汗を拭き拭き不安気に大阪方面へ戻るバスを待っていた。
せみの鳴き声とお姉ちゃんのぼやきしかないバス停。
すぐさまタクシーを呼び15分後に移動できたのだが、お姉ちゃん達が待っていた
バスはお姉ちゃん達を乗せた時点で満席になり数人が置いてけぼりを食らっている
現場を目撃してしまった。やっぱり満席と言う事実があるのだ!
帰りはやっぱり予約です。満席怖い~。
さて、やっと取れた民宿なのでなんの期待もしていなかったのではありますが
それでも人とはきっと何かを期待してしまう生き物なんだなあ。期待してない
つもりがひとつひとつに静かながっかり。
施設も部屋もきれいで、海は目の前!そして海は最高にきれい!
それだけあれば言う事なしだ!だから文句は言わない!と言い聞かせても沸々と
湧く文句。
しばらく見なかったよ~1時間100円のエアコン!
部屋に冷蔵庫なし、ロビーに共同の冷蔵庫もなし!しかし玄関に自動販売機が3台!
海の家にはつき物の洗濯機にはなんと「使用不可」の張り紙・・・
海から帰って足を洗う外の水道は常時蛇口が外されていて使えない状態。
なんかすごく不便なんだけど・・・
ご飯も見た目はきれいだけどすっかり冷めてるし、驚愕の朝ごはんのメニューは
しらす、カニカマ、温泉卵、漬物、味噌汁・・・作ってるって言えるレベル?
火を通してるのは卵と味噌汁だけで後は並べただけじゃ~ん[emoji:e-350]
とにかく宿の人がいつもどこにもいない。完全なほったらかし。
ベトナム含め今までのどんな宿よりホスピタリティーゼロ。
干渉しないのが何よりのサービスってこの前テレビでどこかの女将さんが言ってた。
それそれ。うん、そうだ、きっと悪気なんかないぞ。
これを書いてるうちに淡路島から我が家の洗濯物が到着。
土曜日に我々は帰って来たのに荷物は火曜着。
そうよ。郵便局は土日休みなんだから遅くなったことに悪意なんてないのよ。
ただちょっと「土日挟みますけど大丈夫ですか?」とか言わんかなふつう。
と、ぶつくさ思いながら洗濯物を回して来ます。
戻りました。
え~~~っと
とにかく海はきれいでした!肉眼でも見られるお魚の数々!
透明度が高くて波も穏やかなので子供たちも伸び伸び泳いでいました。
地元の方の意識が高いのでしょうか、浜にはゴミひとつ落ちていませんし
公共のトイレもきれいでした!
お魚と玉ねぎと淡路牛は美味しかったなあ~!出来れば晩御飯も外が良かったなあ~
海が素晴らしすぎて、宿リベンジしたい淡路島!また行きた~い!
そして我が家は平常通り運行中。
今週末に双子の兄貴達は、保育園のお泊り会を控えています。
おばあちゃんちとか親戚の家でない、初めて自分達だけの外泊。さてどうなることやら!
百伽は3歳未満なのでお家へ帰されます。
こちらはこちらで不満かとおもいきや両親を独占出来るので楽しみなんだとか。
そうやって夏休みの行事は終焉に向かっています。
子供が出来てから「4歳の夏はこれ1回きり!」とかって毎年思うようになり
年々夏の濃度が増す気がしてます。
出費もかさむがそれも今のうちだけ・・・10年後にはうざがられるのさ。
友人の送ってくれる年賀状も、仲睦まじい家族写真からそのうち子供がバラで載ってる
写真に変わり、ついにはイラストのみになり・・・
「ああ、ついに難しいお年頃に突入か」と察するものです。
次に写真が送られてくるのは「孫」なんでしょうか。
実はそれもそう遠い未来ではないかもなあ。
8月も残り少なくなり、ラストスパート!
鍼を打ってがんばります!