小事争論 こじ

アジア服・南国よろず屋ままかのボス。まだときどきちゃぶ台をひっくり返したりするけどだいぶ穏かになりました。

抗がん剤やりません!

有象無象のガン闘病ブログってどれもこれも明るくて元気いっぱい。ガン気いっぱい!

で、そんなトーンに騙されて読んでると、急に死んでびっくりする

癌ブログの人は死なないように注意してください。

結構似たような人を見つけると自分となぞらえて読んでますから。

びっくりする!

さて、人の悪口はさておき・・・

問題のHER2ネガティブでした!!

ありがとうございます!ありがとうございます!

HER2が陰性と言うことは、抗がん剤を使いません。使っても効かないタイプのガンなのです。ここで徹底的に叩いておきたいという人は、「残念ながら・・・」と続くのかもしれませんがイヤイヤイヤ私はノーサンキューです。

実は陽性でも抗がん剤は断るつもりでいました。抗がん剤に対する不信感、再発予防と言うわりにはリスキーな副作用とその奏功率。どうしても乗り気になれない。再発したらフルコースも止むを得ないかと思ってましたが。

ここはかなり意見の分かれるところなので、完全復活してから大口叩こうと思いますが、ま、とりあえず、大手を振って抗がん剤は使えない!と決定しまして思わず診察室でもヤッター!と叫んでアンジェラアキを笑わせてしまいましたよ。

HER2の結果はクラビから戻ってすぐに出て、その2日後には放射線治療スタートと予定されていたのですが、連休挟んだので結果は出ず放射線は持ち越し。手術までの展開は異様に早かったものの、その後はドクターや病院の都合で後手後手が始まり、気付けば切ってから8週を過ぎました。日本では切ってから8週以内に放射線スタートが望ましいとされてます。望ましいくらいだから大丈夫だとは思うけど、その事に気付いていて遅くなってるんじゃなくて、先生が周に1回しか来ないから週刻みで事が遅れているだけなんだもの。

いつまでも出来上がらない保険の提出書類とか、いやもうほんっとに病院とのやりとりがうんざりし、ついに喧嘩しました。

もう乳腺外科のナス叱ってもダメ。誰も自分が怒られてると思わないからね。そしてたらい回し終了に決まってる。

なので、インフォメーションに乳腺外科に聞いて欲しいことをメールしたわけ。

そしたら無視。

はいはいはい、じゃあ言わせてもらうけどね~と超怖いメールを出しといた。

なんで知らんぷりするの!私は怒ってるぞ~~て。

1.明日までに書類を完璧に揃えること。

2.それから次回のために私の書類を完成させる人を1人選べと。それはナスでも通訳でもダメ。事務方の責任者を選びなさいって言ったった。

でなければ転院します。その経緯はあなたからドクターに伝えなさい。検体とカルテはすべて引き上げるので準備をしておくようにってね。

翌朝、甘ったるい声で電話が掛かってきましたよ。これから通訳さんに電話させるから取ってくれる?とか言ってさ。

で、その日のうちに結局通訳さんがやらされて書類の準備がなんとなったものの、で、誰かわたしの担当決まったの?と聞くと対策を練るのでお時間下さいと。

「私対策」を待つわたし。あ~これ逃げるなと思ったので、またかわいそうなインフォメーションに「いま外科で私の対策会議をしてるらしいから、誰が選任されたのか、あなたが私に報告するように」とダメ押しのメール。

すると外科が動いたもんだから強気のメールが返ってきました。「マダム、あなたが連絡を取り合うのは乳腺外科です。どうかお間違えのないように」と。へっ!ふざけんな!

「私はもちろん毎日乳腺外科とやりとりしていますよ。それが難しいのであなたにも協力をお願いをしてるのです。この問題は乳腺外科の問題ではなく、この病院のあり方自体の問題だと思っています。だからあなたは今後も患者の環境保全のために努力をするように」と締めくくってやりました。

そう、締めくくられちゃいました。乳腺外科は「だって書類はもうこれでいいんですよね~(困)」という態度だ。

ま、実際、ここから先はじいさんじゃなくてアンジェラアキが書類を書くのでサラサラ書いてくれるんですよ。だから問題発生しない予定ではあるんだけどね。と双方思っているから話が終わってしまった・・・。

しかしよく戦ったお陰で、すっごくナスが私を怖がって腫れ物扱いでよろしい。

タイ人だから来週には忘れてしまうと思うけどね。

先週から放射線治療が始まっています。

よりによって母の日がからんだので街中が母推し。娘からカードをもらったりもう泣けて泣けて(うそ)

0.2μSvで日本から逃げ出したのに、1日1回2.5グレイの照射を受けるわたし。

トータル50グレイは50000000 μSvだから、えーと・・・・

移住仲間が涙目になるのもわかります。

そしてだからって0.2μSvに何年も居住することがささいな事だとも思いません。

並べてみると数字は面白いからふざけてるけど、放射線の影響は未知数。避けておくに越したことはありません。

で50000000 μSv受けても私は生きて帰りますよ!