小事争論 こじ

アジア服・南国よろず屋ままかのボス。まだときどきちゃぶ台をひっくり返したりするけどだいぶ穏かになりました。

ホアヒン・カオタキアブ1日目(2014年8月)

1か月ちょっとの長い夏休み。

そういうものらしいんだけど、インタースクールと言うのは体をほとんど動かさない。

体育的なものが週1、プールが週1であるけど、これもやりたくなかったら誘ってもくれない。そもそもインドアな我が子らはどんどん運動不足に。お休みはここぞとばかりあちこちの公園へ行ったり、意味なく街を歩き回りました。お陰さまで母が真黒。それからおばあちゃんが日本から遊びに来て日本語の集中講義をやってくたり、映画へ行ったり、チャアムビーチへちょこっと行ったりしましたが、まだまだ余る夏休み・・・。

最後の仕上げは、「ままか子どもパックパッカー的ツアー」あくまでも的な。

ただひと気のない所へ電車で行くだけですけどね。

まずはお馴染みフアランポーン駅から。

今日はホアヒンへ行きます。目的地はそのちょっと先のカオタキアブ。

朝、8時05分発の「スペシャルエクスプレス」に乗ります。なにがスペシャルって、朝ご飯と昼ご飯、ソフトドリンクのサービスがあります。お値段はちょっとお高め大人400と子ども300位。乗るだけで着いちゃう楽ちん!乗車時間は3時間半のはずだけど、その時間に着いたって話は聞きません。その謎はすぐに解けたけどさ。ちなみに南バスターミナルからエアコンバスに乗れば3時間、民主記念塔のバスターミナルからミニバスだったら2時間半で到着するそう。だけど子どもはどうしてもちょっと動きたいし、別に急いでないので今回は列車の旅にしました。全車両2等エアコンなので物売りが来ないのはちょっと淋しいけどね。

さて、列車が入ってきましたよ~今時ディーゼルです。トッキュウッジャーでボロボロだけど力持ちのディーゼル列車を観ていた子ども達は大喜び。反対側のホームから水ぶっかけて掃除してますね~。入ってくるなりアップナームタイムです。

この時点で1時間20分遅れ。そりゃもちろん予定時刻に到着するわけがない!

子連れで1時間20分待ち、しかもいつ来るやもしれない状態はちょっと大変です。おトイレも荷物と全員で動かなくちゃならないからちゃんと用事を済ましてホームにいるのにさ。「遅れますよ~」って放送が入ったらすぐにおばちゃんが子どもらに席を譲ってくれました。更に私は爪切りを借りた。ヤクルトを買ったりさっき買ったドーナツを食べちゃったりしてもまだまだ来ない!なのに来たと思ったら即出発。やっぱりうかうかトイレには行けない!

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席が向き合えるのだったらいいな~と思っていたけどそれは出来ませんって。だったら前後の席だと子ども見えないし連番シートなんだけど、どうなのかしら?と思っていたら横一列になってました。めでたしめでたしだ。

いろんなサイトでご飯の写真が載っていて「意外にうまくてペロリ」ってみんなが言ってたから、朝ご飯食べないで行ったのに、ご覧くださいこの有様。

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朝ご飯、ちっちゃいパイ1個!

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昼ご飯・・・チンしたレトルトのご飯と、謎の魚の煮付けと鶏の煮付け。煮付け二種・・・

かなり遠い目。

次回は無理して朝の便に乗らず、適当な時間のエクスプレスに食べたい物持って乗る事にしました

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しばらく乗っていたらやっぱり子猿達はじゃれつき始め、こういうのは列車の旅の方が気楽ですわな。

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乗車時間はちゃんと3時間ちょっとで到着です。

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そこからは、たいした交渉もせずにソンテウ貸切り200バーツでカオタキアブへ。

乗ったらすげぇ近かった。15分かかったかなぁ。でもパタヤも島々もそうですが、バンコク以外の観光地は基本的にタクシーが少ないので、乗合のソンテウやロットゥーに乗れなかったら、ソンテウやバンの交渉になります。だから距離でいくらって言うより最低200と思っていていいのでは。もちろんがんばれば150とかなるかもしれない。そうさ、交渉が楽しうちはそうしたらいいじゃないか!←全然バックパッカーじゃないじゃん。

近くに同じオーナーのそっくりネームバンガローがあったので、私達のバンガローはちょっと分かりづらかったらしく、ソンテウのお兄ちゃんが何度も電話したりソイに歩いて入って探してくれたりしながらなんとか到着。まぁ実のところビーチ側から見れば迷わない場所じゃんよーと思うけど、いいお兄さんでした。また乗りたいと思わせるホスピタリティー。200バーツ+プライスレス(だから無料じゃないけど)

んで、ツイッターでもぼやいてたけど、大人1人子ども3人なんて、絶対ネット予約できないのです。世界中の家族が両親揃ってて子どもが2人までだって誰が決めたのさ!受け入れOKだとしたらアホかっつう位でかくて高いファミリールームか、幼児連れなのに2部屋取れとか言う・・・。なので無理のない広さで子どもの添い寝OKの表記に人数制限をあえて記載していないホテルに大人2人でエントリーするしかなかないのです。がさて・・・

想像では受付のお姉さんが「こんにちは~お子さん3人だったんですね~。お子様のお食事代だけ追加しますね」とか、いやそこはタイだし「かわいー!かわいー!飴ちゃん食べるか?」で終わるかとか、そんな感じだろうと。ちなみに今まではすべて後者でありました。ソンテウを探しにバンガローから現れたのはちょっとうらびれたお父さん。子どもがソンテウから続々降りるのを見て微笑みつつもどこか困惑の表情。「聞いてない」とか言われてしまったらなんて答えようかと身構えていたがその第一声は「朝ご飯、カオトムでいいかな?」でした。日本人の子どもって何食うの?って悩みさっそく充電器を忘れた!と母はひと騒ぎしたらお父さんはふらふらとどこかへ借りに行ってくれたり、たくさんの子猫や巨大なかたつむりを見せてくれたりと精いっぱいのおもてなしをしてくれましたが、お父さんの無口度と私のタイ語力ではうまく掴めない空気。

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こんなにベッドが広いのに、ベッドとベッドの隙間を枕でうずめて横たわる子猿たち。

高床にダブルのマットがふたつ並んだ部屋。子3人連れでも充分な広さ。小さなお庭を囲んでバンガローが並んでいるのですが、地面と自分がすごく近いのでキンクー(ムカデ)や猫が嫌いな人は堪えると思うけど、ベッドよし、シャワーのお湯は充分、バスタオルは超大判の肉厚タイプだし、テレビにエアコン、冷蔵庫、おまけにオートロックですよ奥さん!900バーツも出せばこんなバンガローに泊れる時代になったのですね~。昔は350でシングルベッド、ファン、水シャワーのみ!って感じでしたけど。

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ZEA ZA Bungalow

っちゅうか、画像に間違いないですがこんなに素敵ではなくちょっとさびれています。

それでも必要充分っちゃあ充分。

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子どもはテレビがあれば海なんか行きたがらない。母vsテレビの死闘から一日が始まるのだ。

ビーチへ散歩しつつ、晩御飯へ。

今日は朝昼と不憫な胃袋だったので、ビーチで一番いいホテルのレストランへ行ってみた。意外に安い!スクンビットより安い。つーか、バンコクはやはり高いな~!

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キッズメニューのハンバーガーセット150バーツ。小さいハンバーガーはしっかりしたバンズに炭火焼のゴロゴロ系ひき肉が超美味でした。ポテトも大ぶりでアツアツ!

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パイナップルとハムのビザ、ひき肉たっぷりのスパゲティボロネーゼなどもありどれも150。

ちっともバックパッカー旅行じゃなかった初日はこれにて終了。