小事争論 こじ

アジア服・南国よろず屋ままかのボス。まだときどきちゃぶ台をひっくり返したりするけどだいぶ穏かになりました。

保育園とのお話し合い

勇気を出して先生にメールしました・・・。

その夜はクヨクヨ後悔しながら焼肉を食べ、ああ、下戸だとこう言う時に「飲んでしまえ!」と

出来ない所がつまらないよね~とぼやきつつ

「あ~~~あ~~~~」と言いながら帰宅すると

先生から優しいお返事が

メール1つで救われる。恋する乙女か私わ。

思えば震災は双子が3歳半、百伽が1歳半。保育園でお昼寝の最中に起きた。

その日たまたま午前中に母と会う用事があって落ち合い、そのままダイエーの地下

で夕飯の買い物をしていた。平日の閑散とした食品売り場。大きな揺れに思わず太い

柱の下へ身を寄せると、向かいに陳列されためんつゆの瓶が落ちて床に転がった。

調理室から人が飛び出してくる。しばらく静寂が続き、人々は個々エレベーター

を駆け上がって外へ向かった。やがて避難放送。それに続いて火災警報が鳴りだし

「ウソだろう?」と思ったけどにわかに焦げ臭さが広がってきた。

丁度その瞬間「たぶん、しばらく通じなくなるだろうから」と夫から無事を告げる電話。

10秒もしないやり取りの後、突然空には暗雲が立ち込め、この季節には有り得ない

大粒のにわか雨が降って来た。濡れながら母と私は走って走って保育園へ。

門前でまずびっくり。

150人の園児がこちらを向いて待機していた。

先生の緊張感から泣いている子はひとりもなく、防災頭巾を被らされて

パジャヤに上履きのまま、誰もが逼迫した顔をしていた。

「かみむらりんのすけくん、ひょうのすけくん、もかちゃん前へ!」と

我が子らは、みんなの顔つきとは対照的にまだ寝ぼけてぼんやりしていた。

ひとりひとりとお迎えの親がやってくると、それぞれが親の手に飛び込んで

やっと大号泣。それみて他の子供もシクシク泣き始めた。先生だって泣きそうだ。

とにかく押し出されるようにして帰宅。

大きな余震が続くので、寝巻きから部屋着に着替えてもう一度防災頭巾と上履きを履いた。

「どうしても今夜中に帰れない。保育園とはもう繋がらない」と

ママ友から電話があり、もかのクラスメートを1人預かりに園へ戻ると

「ありがとうございます!」といつもはうるさい本人確認もせず

カバンも靴もないお友達をどんと抱かされ、そのまま抱えて帰って来た。

しばらくは全ての保護者が園に協力的で、園からも優しい気遣いが感じられたが

震災の日の思い出話も話し終えると、一気に興奮も冷めた。

6月にもなって、ようやっと園庭に県の測定が入る。

乳児の園庭 測定高1cm0.35 ガーン

なるべく、威圧感なしに気軽に話し合いが出来る様にさらっと声を掛けよう。

「先生、これ~結構、高いですよね」

「お母さん、どこもおんなじですよ。今はどこも同じ。もう爆発前には戻れないんだからこれが普通なんですよ」

私の脳内シュミレーションでは

「そうなんですよねぇ。ちょっと私もびっくりしました。このまま遊ばせるわけにもいかないので、出来るだけ除染しようと思ってますけど、砂の入れ替えなんか大変だしねぇ」

「私手伝いますよ。他のお母さんにも声かけるので、出来る人達だけで少しでもがんばりませんか?」

とはいかなくても、ベクトルとして「子供たちのために何が出来るか」って話に

なると思って、普通にそう思って、いたのですが。

その園長先生の返事の素早さ、口早さ、ぴしゃっとさ、と言ったらまるで

「練習していた」みたいだった。

きっと「市から伝授の回答」通りだったんだと思う。余計な事を言ったら怒られる。

騒ぎなさんな、求めなさんな、見なければ聞かなければ、いつも通りなんですよ。

私立のマンモス認可園だし、伝説的にケチな保育園だからね。

園長先生はもちろん雇われ園長。チーママだから何を言っても発展性はない。

その上に妖怪みたいな会長がいて、この人が子供のことなど考えているわけはない。

その後、福岡へ転勤になって退園。千葉へ戻った今も入園を希望しなかった。

小さいながら福岡の保育園がとても良くて、子供がずいぶん伸び伸びした。

千葉の?関東の保育園はやはり「大人の都合優先」が圧倒的だと思う。

子供は柔軟なので大人の都合によく耐えるけれど、きっと楽しくはない。

そんな千葉で今の保育園は笑っちゃうくらい「子供優先」。

だから、洗濯物や持ち物の量は異常に多かったりして親は結構大変だ。

認可外なんて手ぶらで行って手ぶらで帰って来るって言う印象が強かったので

始めのうちは私もブーブー言っていたけど、お外遊びで汗をかくからって

夏場は毎日シャワーに入れてくれるなんて本当にありがたい。

だからこそ、言ってみようと思ったんだと思います。

芋掘りと給食についての提言。

早川マップと、エアカウンター、そして差し出がましいついでに

芋掘りの代替案を持って、お話し合いに行ってきます

そう、楽しく話してきます!