小事争論 こじ

アジア服・南国よろず屋ままかのボス。まだときどきちゃぶ台をひっくり返したりするけどだいぶ穏かになりました。

うんちしたい旨伝える。つまり世界と繋がる。

ちょっと微熱感あり。今日はゆっくりするか・・・と、いいつつパソコンに向かっちょります。

早く仕事を終えて横になりたい!

さて

先週は大型台風がやって来たおかげでひょうが久々に喘息の発作を起こした。その病院の帰り道、同行していたりんが突然頭痛と発熱を訴え病院へとんぼ返りしたら、おやまぁどこから貰ってきたのか保育園ではまったく流行ってない溶連菌に感染していた。その間百伽はひどい中耳炎。誰が午前の予約だ誰が午後の予約だとせっせと病院に通う日々も保育園っ子はお休みしないで普通に登園する。本当にえらい。百伽の鼻吸いのついでに兄ちゃん達の耳垢を取ってもらったら、先生も思わず薬ビンに入れお土産に持たせてくれる位の大物が出た!何かに勝ったみたいな気分?記念品?やっと体調が上向いてきた週末、双子は慶應大学で行っている双子を利用した遺伝子研究の調査依頼を受けて一日中実験されたりしてたので、まったく休んだ気がしないまま日曜日が終了。なんだかちょっと不憫だったので、月曜は治癒証明書を貰いに行くついでに保育園をお休みした。意味なく近所の大型ショッピングモール・イクスピアリまで双子と遊びに行ってみた。彼らがイクスピアリに求める物なんてジャックスパロウの蝋人形くらいで何もないんだけど、そこへ行くまでの20分のバスが大事なのだよ。ああ、遠くに来ちゃったなぁいつものSATYじゃないなあって感じが。

アンバサダーホテルの中庭で持参したおにぎりを食べてご歓談。30度近い気温の日だったがテラス席の木陰は思ったより涼しい。二人とも落ち着いた様子なので母はデザートのアイスと自分の珈琲を買いにすぐ側のカフェへ向かった。「あそこにいるからね。ちょっと待っててね」って出来るのもペアならではだよね。普通、三歳を置いて動いたり出来ないよね。悪い母ですみません。カフェからはガラス越しに二人が見える。向かい合っていろいろおしゃべりしている尖んがった口の先っちょが可笑しい。ちょいちょい気にしながら並んでいたつもりだったけど「あの、双子ちゃんのお母さんですか?」と同い年くらいの女性から突然声を掛けられた。ドキー[emoji:e-447]!何が起きたの?なに?「はい!」と身構えると

「あの、うんち、したいみたいですよ」

あー、喋ってる内容までは聞こえてこないよねぇガラスの向こう。アイスを受け取ると猛ダッシュで席へ戻り、お財布だけ持って今度は3人で猛ダッシュでトイレへ!せっかくのアイスが暑さでゆるっとなってしまったけれど、事なきを得ました。良かった良かった。改めて母と双子は女性に御礼を言いました。本当にありがとうございました。

「うんちの話をしてたら、お姉さんが声を掛けてくれたの?」

「うん、うんちしたいの?って言ったの(聞いてきたの)」

「それで、なんて言ったの?」

「うん、うんちしたいのよって言ったの」

「かーかんは、あそこにって!」

ちゃんとお姉さんにうんちしたいって言えて偉かったね。恥ずかしがってお話出来なかったら、うんちボロリンちょっで困っちゃったもんね。お姉さんに御礼も言えてえらかったね。それに二人でお行儀良く待ってられたし、すごいね・・・。

褒めちぎる母。

そして本気で安堵する母。

だって、困った時にはこうやって臆せず外部に応援を要請して欲しいんだもの。そしてその思いを受け止めて下さった女性に心から感謝です・・・。大袈裟でなく、大人に対する信頼感や世界に対する親和感はこうして少しずつ積み重なっていくんだと思うのです。そしてそれはけして親にゃ出来ないことです!親の目の届かないところで子供は皆様に育てて頂いている・・・感謝しきりです。

それにしてもこれも1人だったら「あー、うんこしたいなあ」ってなかなか口に出さないでしょうから、たまたまだけど二人でいられて良かった。双子育児は大変だけど双子だから気付かずに助けられているとこもいっぱいあるんだよね。

たくさん褒められてご機嫌な双子と2時間程のリフレッシュを楽しみ急いで百伽を迎えに帰ったのでした。

二人の様子をのんびり観察できて、母が一番楽しかったかも[emoji:e-257]

さて、私もなんか風邪気味だし、週末に向かってまた子供らも薄らお疲れちゃん。

疲れているなら幽閉して体を休ませればいいってもんじゃいかんせんなのが子供・・・どうやってガス抜きをするか、梅雨の大課題です。