小事争論 こじ

アジア服・南国よろず屋ままかのボス。まだときどきちゃぶ台をひっくり返したりするけどだいぶ穏かになりました。

ベロチョッキンの話

12月になったら、一応開店しようと思っていたのに なかなか踏み出せずにいました・・・。 でももう開けないとね。 やろうと思えば短時間で出来ることなんだけど その時間がない。 なぜだ~と思うより早く過ぎていく時間!! 保険の請求書類を書こうと思って2週間過ぎ。 保育園の申し込みしようと思って2週間過ぎ。 どれもやり始めれば20分で終るものを・・・ ま、そんなもんですかね。 焦らず行きます・・・ハイ。 その後、双子はまたチアノーゼを繰り返しつつも すくすくと大きくなり、2倍の4kgになりました!! しかしそれでも、最近舌小帯を切る手術を考えています。 舌小帯ってベロの裏にあるアレ、あの筋ですよ。 あれが短い子は、ベロから喉にかけての構造上 無呼吸チアノーゼを起こしやすいという一説あり。 物理的に舌が動かしづらいのでおっぱいを吸いづらいだけでなく 体内の酸素濃度も低くなるので、肌の色も大理石模様で 赤っぽくなるのだとか、その他etc・・・。 チビらに気になる症状が出た際にネットでいろいろ調べていると、 よくこの舌小帯の話に行き当たった。 でもベロチョッキンなんてゲに恐ろしげな事!! まさかと思って思考から即排除。 しかし最近、友人の子がやはり無呼吸でこの手術を受け、 結果はまずまずのよう。 とにかく、切った方が良いと思われる赤ちゃんのタイプは、 まったくもってうちの子に当てはまるのだ。 授乳のたびにヒヤヒヤし、辛いだろうか苦しいだろうかと 考えては、何もしてやれないもどかしさ。 何か打開策はないかと藁を掴んでも無理はない。 え?これって藁なの? 昔はその舌小帯、助産婦さんが産まれたらすぐに ちょいちょいっと切ってくれてたそうですが、 今ではその行為も医学的根拠のまったくない古い慣習として 扱われ、小児科では行わないのが普通。 乳児の舌小帯が短くても多くは成長につれ解消するとされ、 3歳を過ぎ幼児になった時点で発語・発音障害がみられた場合に やっと手術となる。 これに対して、いやいやそんな事はない、なるべく早くに舌小帯 の処置をすることで、こんなに健やかになるのだ!!と、 一部の耳鼻咽喉科は良好な結果を示す実数をもって、 強く切除を推進しており、ネット上でも「やって良かった 体験談」から「学者の言い争い」まで結構な数を見ることが 出来る。 小児科は具体的に無呼吸や哺乳トラブルを解決する別の方法を 持っておらず、ただ耐えて未来に託せと言い、 ベロチョッキン推進派は「酸素がいっぱい入るようになれば どんな病気にも効果的!!」って言ってるようにも聞こえてオカルト的。 どちらも子供達の為に!!と息巻いてるけど、どちらも決定的な 言い分がなく、素人の私にはどれが正しいのかまったく判断が 出来ない。 生後3ヶ月までは麻酔も塗り薬だけで、ちょいっと終ってしまう らしい。10分後には乳も飲めるんだとか。 親知らずを抜くように、現代人に必要なくなった部分を取り除くだけなので、 副作用もない。 ふむ、それはまず良いとしよう。 意味があるのかないのか、それだけが分からず。 それだけが知るのに値する重要な事なのに。 では、果たしてうちの子の舌小帯は本当に短いのか? 近所のお医者さんに見てもらったら 「短いけど、切るなら発音障害が認められる3歳過ぎからで充分。 チアノーゼとは無関係です」と。 おっぱい専門の助産師さんは「短いですね。切ってもいいかも」と。 今日は乳児湿疹が酷く出たので、沐浴のさせ方が悪かったのか? と不安になり、また近所の同じ先生のとこへ連れて行くと 「チアノーゼも湿疹もアレルギーかも。アレルギー児用の ミルクに切り替えてみましょう」と、沐浴からはすっかり遠ざかった。 もちろんベロには一言も触れない。 その先生はアレルギー、特に除去食が得意なのだ。 なんだかね、ベロだろうが湿疹だろうが、かかるお医者さんの 得意分野の方へストーリーは展開されてしまうような気がする。 ベロ切る先生に見せれば、酸素がいっぱい入ればお肌もピカピカ って言うんだろうし、助産師さんなら、赤ちゃんの湿疹は自然な 事だから、日々清潔にしてオイルでも付けろって言うのかな。 結局今日の沐浴のさせ方すら判らないまま、アレルギー用の大缶 ミルク抱えて、凛くん抱えて帰ってきました。 で、ネットで調べて沐浴しました・・・。 つまり、母が良いと思うことをやれば良いのだと言うことだ。 つまり、思考は元に戻ると言うわけだ。