まなちゃん主催のイベント
ままか推薦のアーティスト「はんこやまなちゃん」
http://www.mamaka.com/20ajakin/01hankoya/hankoya.htm
の、まなちゃんが主催するイベント遊市楼その2へ行って来た。
なーんにもない落合南長崎駅ではあるが、高級住宅街。
会場へ向かう道すがら覗いたちょっとした土地の値段は7千万。
そんな所でダンボールに手描きの怪しい看板、返って目立ちます。
場所を提供してくださったお蕎麦屋さん「遊」さんは、古い日本家屋で
中庭と大きな縁側が素敵。古い柱や床は磨き上げられてピカピカです。
行った事ない追憶のおばあちゃん家みたい。
またそのスペースだけでこのイベントが出来てしまうくらい広い。
開放感いっぱい、日差しいっぱいのお宅なのだ。
夏はこの縁側と中庭で月を見ながらお蕎麦を食べるんだそう。
さっき見た7千万のチラシが頭をよぎる・・・この広さ一億は下らないぜ。
う~ん、よりいっそう素敵に思えるから貧乏人は世知辛い。
お日様の出ているうちは、水墨画、はんこ、尺八作り体験など開催。
我々はリンゴタルトやオーガニック珈琲、日本酒などを戴く。
日が暮れたら、寄席のはじまりはじまり。
会場作りもみんなでやります。
噺家さんの舞台は、蕎麦を食べるテーブル。
お客は毛布を敷き詰めて床に、密航を見つかった人達のごとくみっちみちに座るのである。まず、大の大人が全員同じ方向を向いて口開けてるのだからすごい光景だよ。
前座さんの小話、腰くだけマジック←その名もマギー憲司。そして落語は三遊亭大楽さんと三遊亭きつつきさん。今日はきつつきさんの二枚目襲名祝いだそうで、ネタもめでたい鮑のしだった。
まずこんなとこへぴあでチケット買って来てる人がいるわけないので、誰もが誰かのお友達なのだ。そう思うと、肩寄せ合い詰めあい声掛け合うのもハードルが低いんですね。
同じ毛布をお尻に分け合いながら難民も仲良く笑う。
いやぁ人って温かいのね。冷え性だから必死に足をさすりさすりの鑑賞でしたが、まさに人の温もりをそのまま実感する冬の夜でござんした。
実は私、学生時代は落語研究会にいたんです。
もうノンポリのとこだったら何処でもいいから入っとけみたいな会員でしたが・・・
こんなに噺家さん達の近くで目を見ながら話を聞けるなんて、それこそ学祭の時以来かも。
お話も良かったんですが、やはり雰囲気もウキウキ感には大事な要素。
舞台も難民もひとつにならざるを得ないこの会場。
なかなか素敵でした!!
このシチュエーションで夏、落語の怪談なんてのもどうでしょう。
蚊取り線香炊きながら、浴衣で参加も楽しそう。
この日の様子をちょろっと書いて下さってました。
三遊亭大楽 http://boulevard.ddo.jp/~dairaku/weblog/
大楽さんはよく江原さんに間違われるそうです。ウフフ