小事争論 こじ

アジア服・南国よろず屋ままかのボス。まだときどきちゃぶ台をひっくり返したりするけどだいぶ穏かになりました。

プチ留学のその後・・・同期はされないらしい。

情報をFBと同期するとか言ってたなかったっけ?

3日坊主どころじゃない宣言のみで
 
 
 チーーーーーー( ̄人 ̄)ーーーーーーーン
 
 
いえいえいえ、えーっとプチ留学メンバーとはその後、メーリングリストを作って必ずお知らせしなくてはならない事とか、Bangkok移住で話すほどの事でもないこととか、なんとなくMLで共有するようになり情報共有は安定しています。
 
とにかく、ここに何かを書くより先に、質問が来てそれに答えると言うかたちでどんどん話が進んでしまうので、あそれ書こうと思ってたけどまぁいいか×100回くらいのボリュームを同期する事などもう不可能。不可能!
 
ご心配して下さってる方々、今後の行方を知りたい方の為に現況をご報告します。
 
参加人数 キッズ25人 16家族 に決定いたしました。
 
わぁ、ままかバーどうしようかなぁこいつは困った。とばかり考えてしまうんですが、それどころじゃないんじゃん?
 
参加したいと言われれば、断る理由などない。断る理由をむしろひねり出して断る準備をしていたけれど、結局、断らなくてはならない方々はご自身でよくよく考えられて自粛され、斬鉄した私が傷つくことはなかったんです。勇気ある撤退をされた皆さん、えらかったよと思います。
そうやって私たちはその場その場で、子どもに最善のプライオリティーを選択して来たはずです。参加も不参加も、それぞれの事情は様々。また良い機会があると思います!
 
そもそもどういうシステムになってるかっていうと、学校は学費を決めて来ただけです。誰が来るのかどうやって選抜しているのか気にもしていない(気にはしてるかな)私自身、選抜が必要になる事態になるとは想像すらしていなかった!と言えば嘘になる。ある程度覚悟はしていたって言うには甘過ぎて、実際にさて線を引こうと思ったら出来ないもんですね。そんな線にもともと意味なんてないの分かってるし、あたし何さまなん?とか考えたらもう。増えて行く希望者をホラーな気分で見守りつつ、切るより大丈夫って思う方が楽だったのでこの人数になりました。
10人募集が、25人!冗談?www
 
2月募集もよく考えて行った訳じゃなくて、2次募集もする事を考えてちょっと早めにやっか。ってジムで走りながら思いついてその場でツイートしたっていうね。
 
まぁこんなことは、どんなに準備したってなるようにしかならないもんですよ。
 
今は、皆さん滞在先を探して迷走されています。でもそうやって、google先生にかぶりついていると、本当にタクシー運転手より道に詳しくなっていくので、無駄にはなりません。
 
「ここどうですかね~」って必ず聞いてもらうようにしています。道一本変わるだけで、車の量とか道幅とか雰囲気がまるで違ってしまうので。その過程が面白くて、要領のいい人、決定できない人、地図に弱い人、無駄にポジティブな人、いちいち笑いを噛みしめてお答えしております。
 
ずいぶんと、いい人達が集まった様に思っていて、カチンとすることもありません!←プレッシャーを与えている。
 
趣味で大変な雰囲気を漂わせていますが、結構楽しんでやってます。
私に会ったらえらいえらい言ってやって下さい。3回転半くらいします。
 
 
 
 
 
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亀の池です。
 
つづく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

バンコクのインターナショナルスクールでプチ留学体験。

【募集は締め切らせて頂きました】
ありがとうございましたm(_ _)m
 
 

ツイッターで告知させて頂きました所、大きな反響がみられました。


詳細はバンコク在住メンバーで運営しているFacebookの非公開グループ「Bangkok移住」に記載していますが、アカウントをお持ちでない方の為に詳細および問答などを同期していこうと思います。もちろん年齢的に大きなダメージを受けている脳による同期なので、適当な、たまに抜ける同期です。それじゃあ同期じゃありませんね。だから出来ればBangkok移住に入って下さいよ。
ちなみに「Bangkok移住」を直接ノックしても門は開きません。
先にツイッターのDM(相互フォローでなくてもDM出来ます)か、南国よろず屋ままかへご連絡を頂きますようお願いします。
私はメンバーの個人情報を守っています。あなたの心と体は守りませんけど( ●-● )
 
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以下FBに追記をしたもの↓

皆さん、こんにちは。お久しぶりです。
今日は新しいインターナショナルスクールのご案内と共に、夏休みの短期体験のご提案です。
うちの娘の学校の先生が独立されて作ったばかりの新しい学校です。まだ在校生徒も少なくyear1~5まで数人ずつです。この子達が上の学年に上がるに従って学校が大きくなっていく予定。分校か幼稚園かという規模ですが、初めて英語に触れるお子さんには丁度いいかなと思います。

 

今回ご提案する夏休みのインターナショナルスクール体験は、学校側が企画したものではなく、私が勝手に「短期の体験とか受け入れてもらえる?」て聞いてOKが出たってだけの事なので、滞在中の住居、海外旅行保険、ビザなし滞在が可能な30日を超えた場合のビザについてなどはこちらで面倒みません。というか、どれもこれも自分のニーズに合わせて練習のつもりでやってみたら得るものは大きいと思います。

出来る限り私も協力します。
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【 Scholars International School 】イスラム系の学校です。

サイト:www.scholarsis.com
FB: https://www.facebook.com/scholarsisb/

 

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バンコク在住の方もこのページを読まれると思うのですが、基本情報については直接学校にお問い合わせください。私が企画しているこのプチ留学は在住者対象外です。

 

【短期体験の費用】

非公開です。ごめんなさい。世界一安いと断言します。これは心配なさらないで。

少し離れた場所に滞在される場合は、往復のバス代がおよそ2000バーツほどかかります。

遠くてもアソーク、ナナ辺りまでかな~。遠いとバス代高くなるし渋滞の洗礼を受ける事になりますからね。出来れば徒歩圏かバイクタクシー位で移動できる距離だといいですが。しかし2000バーツで送迎しないで済むなら親の負担はぐっと解消されるし愉しい所に住める!という考え方もありです。ええ人それぞれです。住む所はいくらでもありますので、来るか来ないかだけ早く決めましょう。

だから

◆バス代

◆月極めのアパートメントもしくはコンドミニアム、ホテルなどの滞在費

◆往復航空券

◆日々のご飯代

◆旅行保険

クレジットカードの付帯保険をご確認くださいね。航空券をそのカードで買わないと海外旅行保険が適用されないタイプのものもあります。もしカードに付帯保険がなかったら加入して来る事をお勧めします。新しい環境では新しい病気にも出会う為、調子を崩す事は大いにあり得ます。予防接種とかは必要ありません。

 

【受け入れ期間】

8月の約3~4週間(ビザなし滞在は29泊30日まで)

実は学校は8月7日まで夏休み中です。

でも、もしプチ留学生が10人揃えば8月1日からその子達だけで授業してもよいと言ってくれています。なのでご希望の方は早めに申し出て下さい。

 

【対象者】

日本に居住する幼稚園児~小学6年生

しかしインターは各学年に同じ年齢の子ばかりではありません。多少前後しても本人が気にしなければオッケーです。

※親は送迎だけで授業には参加しません。

 

【募集人員】10人

ぴったり10人じゃなくてももちろんいいんですが、受け入れのキャパがそれ程大きくないので、まずは10人で様子をみます。もう少し入れられそうだったら二次募集を掛けるかも知れないので、今回定員までに決まらなかった方は二次募集にどうぞ(あればだけど)

 

フライトが取れていなくても希望の登校期間が決まった時点で手を挙げて下さい。こちらから申込用紙をお送りします。書いて学校と私にも送って下さい。私にもって実に恐縮なのですが手元にあると学校とのやり取りがスムーズなのですみません。でも原則ここから先は個々人でやりとりして頂きます。現地住所、電話、バス送迎については決まり次第でお知らせしますと書き添えときゃOK。

アレルギーや学校側が勝手に与えちゃう薬(デフォ)について一応日本人らしく項目を設けましたが、だいたい学校側はこういうのをあんまり気にしていないのでへーって感心すると思うけどたぶんそれだけ。どうしても気になる事は後からメールででも個別にお話ししてください。しかしあまり専門的な病状など話しても、よくて重病と思われてしまうか、ほとんどまったく気にしないに違いないので「よく胃が痛くなるので横にならせて」「頭が痛くなったら薬を与えず親に電話をして」など、どうしたらいいのかを書きこんでみたら少しこっちの気が治まるかと思います。が「言ったよね?それ前に言ったよね?」的なリスクマネジメントにはなりません。とにかく念には念を入れ過ぎる日本の様な危機管理は皆無です。スタッフへの周知はなかなか難しいのでお子さん自身が薬を飲まない!それは食べない!それしない!嫌い!とゼスチャーでいいから自分で「No」と言えるように仕込んでおくがベストです。インターは嫌がるものを説得するほど熱心に強要はしません。ただ決定的なアレルギーやアナフィラキシーを起こす可能性のあるお子さんはもうお弁当一択です。

・・・というか、命の危険が伴う場合はお勧めしないかな・・・学校でも普通にお菓子ばら撒きますからあれダメこれダメは苦行です。

 

だいたいこんなとこですか。

 

 

じゃ大事な話が終わった所で蛇足ですけどね。

 

 

 

ツイッターでもお話ししましたが、今回のプチ留学体験企画は、熱心に教育移住を検討されているご家庭向きではないですね。ここはケンブリッジ式のインターですがまだA-levelなども整っておらず、少人数で小さな子ども達ばかりですので、ガッツのあるお子さんにはきっと物足りないのではないかと思います。だけど、放射能移住をうまく出来ずに今に至ったお子さんにはまたとないチャンスだと思います。大規模なインターでは圧倒されてしまいますが、小さ過ぎることがむしろありがたい。

また正直に白状しておきますと、放射能移住しそこね組にうまく重なっただけで、実は放射脳の人達のために企画したってわけでもないんです。本命は「日本の教育が合わない子」です。

 

合わないのは君のせいじゃないのに、まるで世界から疎まれる様に暮らしているなら、どうか知って欲しい。世界は広くて常識は無限で正義は気まぐれで、差別はあるしいい加減だし矛盾だらけです。なぜかってまったく違う人生を背負った人達が隣り合って一緒に暮らしてるからねぇ仕方ないのです。でもだからこそ世界は、君をちっぽけな存在にもしてくれるし、手を取って笑ってもくれる。もし今いるそこがダメでも、いつか大きくなったら君は自分の足で好きな所へ行って暮らしていいんです。こんな所があるんだな~って知ってください。腐って死にそうになったら、出て行く先があるって事を思い出して。しっかり脳みそに刻んで欲しい。毎日拒絶を感じて生きてるなんて放射能より恐ろしいことだと私は思うんです。この学校はイスラム教の学校でアラビア語を学習します。コーランというイスラムの教えを読む為です。めっちゃ分厚くて長いのを小さいころから復唱して暗記するんです。だからお祈りの時間になるとお祈りしにみんなどこかへ行ってしまいます。イスラム教徒のことをムスリムと言いますが、ノットムスリムはお祈りの場所に入れません。女の子たちは素敵なスカーフをかぶっていて長袖のロングスカート。肌を見せない制服を着ています。みんな豚肉は食べません。大人になってもお酒を飲みません。だからアジアのスーパーマーケットに行くとパッケージにハラルマークという「イスラムの人が食べてもOK」ってマークが付いてるんです。一緒に暮らす人たちに配慮されています。そうそうこの学校の子は褐色の肌の子ども達が多いです。バングラデッシュ、インドなど。私の知ってる日本人の男の子はもじゃもじゃの眉毛が気になって日本では死ぬほど嫌だったけれど、こっちに来たらみんなもじゃもじゃで誰もそんなこと突っ込んで来なくなったんですって。インド人系の顔は彫が深くてまつ毛が長くて眉毛もぼうぼうだもんね。小さな違い(日本に居ると大きな違いなんだけど)や見た目を気にしなくていいってすごく良いと思います。みんなとてもお洒落は好きで、ピアスやマニキュアをしている子もいます。自由なんですよとっても。毎日少しずつダメダメって言われているとだんだん魂が縮こまってしまいそうになりますが、びっくり日本の常識非常識。慣れたルールが頭にあるから最初は腹が立つ事もあると思うけど、それをもエンジョイしてほしいと思います。いい夏休みにしましょう!

 

南国よろず屋ままか 

ボス Atsuko Kamimua

ツイッター @mamaka_boss

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とことこチェンマイ いよいよままかツアーズ出発!

さぁ大変だ。
記憶との闘いですよ~ 脳トレかよ~

ままかバーメンバーが一堂に集うこの日。
一堂に集うっつっても飲み会までめいめいやりたい事があって、なかなか集まりません!
さすがレギュラメンバー自由!

この日のツアーメニュー

朝市→陶芸→温泉→飲み会

どうですか。最高です。

朝市
カミムラ一家はホテルで朝ご飯を食べ、お迎えのソンテウでFarmer's Market Jingjai に向かいます。そうです。今日はソンテウ貸し切り!他のメンバーはすでに市場で朝ご飯を食べているはず。かわいい赤のソンテウには添乗員さん?も付いて快適です。
JJmarketは、オーガニックの野菜や蜂蜜などがいっぱい。活気があり自然派好みのちょっとおしゃれなお洋服なんかもあり。そうそう木陰のマッサージもありました。出来れば近くに泊ってちょいちょい来たいなぁ。mksabaiさんが逆方向に進んでいるなどのプチアクシデントはあったものの、朝ご飯を食べているとこへうまいこと合流。わいわいやっておる。飲み会合流予定のなんちゃって夫婦も気まぐれにいたらしいが行き違い。なんでかスリパカードの大家さんもいる。なに一緒に行くの?あれ偶然なん?なんなん?w アテンドしてくれてるtonburiさんのお友達A子さん(推定60ちょい)が「陶芸?温泉?私も行っていいですか?」ってええぇ初めて会ったけどええかええよねええ!と一緒に乗り込む気でいたら「あ、今日ハーブサウナの予約してた」と去っていかれました・・・。自由!




陶芸
陶芸に向かうはずのソンテウが、勝手な判断で温泉に向かっているという事態に気付いたtonburiさん。緊急停止そしてUターン!またしてもプチアクシデントでしたが我々はえへらえへら乗ってただけ。ゆえ少々遅れて陶芸到着。tonburiさんのお友達家族と合流です。以前からその存在は漏れ聞こえておりましたチェンマイのオリジナル衣料店nanairoのしんちゃんご一家。こちらの姫様がこの工房の先輩であります。遅れて着いたのに「用意があるから珈琲でも」とおっしゃって頂き、美味しい~~~珈琲と手作りのお菓子を頂く。まったり・・・。
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ここでまったりしすぎだったと後からご指摘を頂きましたが?あらやだ。

色付けの出来る白い土、風味を生かした黒い土。アトリエを拝見したメンバーは創作意欲を刺激されあんなの作りたい!と人気は黒い土に。私はどっちでもいいです。もう子どもが作る様になるとあれですね、親のあたしには創作意欲ってもんがあんまないんですよ。オマケ気分だから。「どっちでもいい」と言ってたら白い土が来ました。ひんやりと冷たい土を触ったら「ちょ、うるさい」とむくむくやる気が。目指すは毎日使う大きなマグカップです。私の横でtonburiさんがスベスベ滑らかな大きな珈琲カップを作っている手際が良いむむむむ、でなに私は失敗を恐れてついにハンドルを付けられなかったんだけど誰にも言わず、ま、まいーかと、言う事で心の中で湯飲みに変更した。一応、芸術学部の学士ですハイ。絵付けは少し乾かしてからなので、その間にお昼を頂きました。鶏のスープとパッタイその他いろいろ・・・すごい美味しいしすごい量なのちょっと待って下さい。私たちこのワークショップ土代ランチ込みで500バーツしか払っていないのに(団体割引お友達価格?)この工房のタイ人カップルが本当にいい人でアーティストとしても先生としてもとっても素敵なんです。そうそうランチの時にnanairoのお姫様つきちゃんが「島人ぬ宝知ってる?つき歌えるよ」と、突然、僕が生まれたこの島の空を~~♪と歌ってくれました。わわわわすっごくかわいくて両手でぶちゅって潰したくなる衝動にかられました。ありがとう癒された・・・。人も風もなんて気持ちのいいところなんだ!
しかしまるですれ違うよなスピードで止まらないままかツアー。もっと話したいもっと作りたいと、後ろ髪を引かれる思いで工房を後にします。
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温泉
じゃじゃ~ん。知る人ぞ知るドーイサケット温泉へやってまいりました。タイ人の家族連れで賑わっています。しかし我々には時間がない。飲み会の時間が迫っているのだ。天然温泉の湯気が立ち上り温泉川を水着で戯れる子ども達。ドライブの途中でちょっとひといき足湯を楽しむ人たち。それを横目で見ながら我々が足早に進んだ先は個室温泉!しかしどうやって利用したものか。受付の様な所はないし・・・サーラーで休憩しているおばちゃんらに「お風呂入りたいんだけど。大きい部屋大きい部屋!」と声を掛けるといっせいに否定的な振る舞いが。どうやらお一人様80バーツの豪華個室は満室の様子。それではと、いっそう雰囲気レベルだだ下がりの・・・Nonnon!!マニアックで本格湯治場を思わせるほったて小屋へ。こちらはお一人様40バーツ。
詳しくはこちらの方のブログを・・・→Kumi-Logさん詳細ありがとうございま~す。次回行く前も自分のじゃなくてkumiさんのブログ覗いちゃうと思います。
※ええ、あたしに情報を期待しないでください。ただの思い出語りですから!しかも年齢特有の記憶障害が!

で、中に入ってみますとですね、ででーんと深くてでっかい浴槽がありシャワーがひとつポツンと設置されています。水です。これが子どもに大ウケ。お水でキャーキャーお風呂でアチチで・・・で、子どもがそんなに持つと思いますか?皮下脂肪が少なくてプールの冷水にも風呂の温水にも耐えられない双子・・・やはりたいして温まってもいないのにたちまち終了ですチーン。しかし、しっかりと今日の汚れは落として後は寝るだけ(すっぴん)状態でお母ちゃんは出て参りました。爽快。モカを入れてくれていたHさんに「頭も洗ってるし!」と突っ込まれましたよ。うん、洗ったよ・・・今日はもうおしまいハート。風呂上がりに大人はビール、子どもと私はソフトドリンクで乾杯です。引き続きサーラーで休憩するおばちゃんに謎の果物を頂いたり、やたら温泉卵作りを推してくる日本の旅人などとやりとりしてたら丁度いい時間になりました。日暮れの空に虹が。
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飲み会

さていよいよ飲み会のお時間です。ここまで朝市→陶芸→温泉→飲み会と。私は「やりたい」と言うだけで間髪いれずにベストチョイスをしてくれたtonburiさん。素晴らしい。ままかで秘書として雇いたいただし少しの間苦労をさせることになるぞ。いいのか。まぁ何を聞いても即返事が来る。欲しいものは何でも揃う。ネット界のドラえもんですジャパネットタカタです。
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見た目とのギャップがたまりません。ありがとうございました。


そのtonburiさんおススメの北タイ料理のお店「フアン・ムアン・ジャイ
真っ暗だったため、料理の写真がまったくない!ほんとクソwww情報価値なしですな~
都会の人が勝手にイメージしたセンスのいいタイ料理とは違った、とても実直な郷土料理です。バンコクチームからしたらめっちゃリーズナブル。ここでままかバーるあぱかばーる!

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どうですか。ちゃんとテーブルにプレートが。

なんちゃって夫婦もやって参りました。こちらも今日は温泉だけど優雅な方へ行ったらしい。ヘー
今日はmksabaiさんとこのお姫さんハルちゃんと我が家オクトーバーズの合同お誕生日会として、またしてもグリーンデイズからケーキを届けてもらいました。予定時刻ぴったりに「着きました~」って電話がありお店の門まで取りに行きましたけれど、何か言いたげ・・・だったけどなんか気を取り直して爽やかに帰っていきました。開けて納得。ぐっちゃぐちゃでーす。

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えーいよかよか食べたら同じよ!整形しつつろうそく点火です。
生クリーム美味しい!

北タイ料理もいっぱい食べました。ゲーンハーレー、イサーンソーセージの長~いサイウアなんかが美味しかったっす!


はい帰る!

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鈴なりですね。

これもうほんとうにね。出会った人皆さんいい人で、一緒に行ったメンツは相変わらず自由で気持ち良く、いや~~チェンマイが大好きになってしまいました。
仕事をいっさいしない旅も板に着いてきましたけどそれでいいのか。
って、思ったよね~。物づくりをする人がたくさんいるチェンマイでたくさん刺激も貰いました。がんばらないで続ける方法をこれからも模索したいと思います。

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みなさんありがとう。
また遊びましょう!



あけましておめでとうございます。

チェンマイの続きを残したまま年を越してしまい、学校もなかなか始まらないしで今に至る。遅い新年のご挨拶となりました。

明日にでもチェンマイの続きを書きたい。

今日書くつもりでパソコン開けたのに明日やろうはばかやろうです。

今年もよろしくお願いします。

と、

一回筆を置きましたが、戻ってきましたwww
まだもうちょっと書きます。

内緒ですけどアラフィフなんですよね~まぁまだ前倒しの方にいますけど、その50を前にしてこんなことでモヤモヤするなんて若い時は思いもしなかった。「大きくなったらなにになる?」を引きずったまま生きている48歳の冬です。少し若い時と自己実現のイメージはだいぶ変わったかも知れません。最早それで食べなくてもいいとさえ思っている。だけど魂が大きく膨らむ様な喜びで満ち満ちる世界を作りだしたいと言う思いはある。別にそれには何者かにならなくても良いのだと思うし、何者かになろうとすれば何者にもなれないようにも思う。「ただ生きているだけで幸せ」と崇高な志は概念として定着しているけれど、相変わらず残りの人生をどう過ごしていくのか、どう死んだらいいのかということを考える癖が止まらない。好きな事を好きなだけケチケチせずにやればいいのはわかっているけど、もうあんまり先も長くないからいろいろは出来ないしなとかね。
歌いたいと思っているし、書きたいとも思っているが、なんだかこれこれこういう感じ!っというのがピタッと来ない。ピタッとこないようにしてるのかも。自然な流れと言うのが来ないものかなと思ってはいる。カズレーザーが言ってたよね。「人間どうせ幸せになるのよ。ハッピーエンドに決まってるのになんでそんなにバッドエンドにしたがるの?幸せの前提があるから不幸を見つけるのが出来るんであって、見つけなきゃいい。目をそらす努力!」「みんな人生なんて成り行きでしょ。皆後から後から成り行きに理由を付けているだけでよく考えたら成り行きで動いてるからね。自分の意志ひとつで変わるもんじゃないでしょ」坂爪君にもいろいろ教わるけどカズレーザーにも感心させられる。あれ?弱ってるのわたし?イヤイヤイヤあれあれあれあれ?実際は子どももまだ小さくて、そんなに大股で何かできるでもないんです。それに何より私は子どもと夫とイチャイチャ暮らしてる今の日常をこよなく愛しているので、わざわざなんかすんのもまるでバッドエンド目指してるような気もするじゃん。

だから今年はいい成り行きがあればいいなと思います。まぁかなり頑固に成りゆかないですよ。誘われても「行かない」って言うが八割ですが、何か面白い企画があったら誘って下さい。自分からは何もしませんが、いい感じの待ち姿勢で生きてみようっと思います。

改めて、今年もよろしくお願いします。











とんとんチェンマイ その2 ワークショップでお味噌作り



ツイ友とんぶりさん@tonburidomが、ままかバーに来た時にその存在を聞いて、是非行ってみたかったお豆腐屋さん。
・・・お豆腐屋さん、STUDIO THREE、スリパカード(Sriprakard) と、いろんな言い方がされていますが全部同じ場所にあり、名にはそれぞれ役割があり。実態は、恵子ちゃんとゆうきくんの営む真剣勝負のよろず屋!当方は「南国よろず屋ままか」本店ですので「よろず屋」はもちろん褒め言葉でございます。



今日はスタジオスリーを会場にワークショップ。お味噌を作りに挑戦します。
お豆腐屋さん自宅から職場の間にHoshihana Villageがあるということで、ゆうきくんがわざわざお迎えに来てくれました。ありがたひ~。これ子どもらにとって旅のハイライトになること間違いなしwのロッケン(カブ&リヤカー的サイドカー)でお店まで向かいます。ぎゅうぎゅうです。

IMG_20161020_132219.jpg 不安な顔の百伽が笑える。

バイクの背中でいろんな話を聞かせてくれたゆうきくん。チェンマイの街の事とか子どもの事とか。風にかき消されて途切れ途切れだし退屈させないよう無理させてんじゃないかとちょっと心配したけど、和やかで印象的な時間でした。ゆっくり安全運転でおよそ40分。スリパカードに到着!

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築110年の迫力。もともとは★のつく有名なホテルだったのだそうですよ。もうあちこちボロボロで維持するのは本当に大変そうだけど、ゆうきくんが手仕事のきれいな人なので息を吹き返すかのようです。商品のパッケージもゆうきくんがやっているそうで、恵子ちゃんはその辺もうおまかせ~って言ってました。特別に何を学んだと言うことでもないそうなのですがなかなかの腕前です。すると「フォントが好きなんですよね」と一言。名言だと思います。フォントほんと大事!







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今日のお味噌作りの先生はPayaka Chiang Maiの、ちえちゃん!
おっとり優しくて面白い素敵な先生です。
週末オープンのお豆腐屋さんのカフェでもこのお味噌は使われています。

手作業の大好きなうちの子らはすでに興奮マックスですが、まずは恵子ちゃんの美味しいおむすびを頂きまして(まじうまい塩おむすび)手を洗って~おトイレ行って~な~かなか始らないとこをなんとなくうやむやにスタート~。そうそうお味噌汁も美味しかった。これお家で作れると思ったら嬉しいな~。お味噌作りがんばろうw 

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よく炊けたお豆さんをソムタムの木臼でトントン滑らかになるまで潰していきます。この作業が長いし大変だけどお喋りが楽しくて気にならない。あっという間でした(今思うと)

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のんびりしていて空が広くて、人がとっても優しい。老後はチェンマイでって良く聞くけど、ポイントはここです「老後」なぜ老後かって仕事がないんですよ。お勤め先がない。チェンマイで生きると言う事は仕事を作りだしていくことと同義です。豊かな作物、染色や織物などの伝統工芸、食も物も何かを作ろうと思えばこの地はまさに聖地ですチェンマイ。だけど作品を現金収入にして生きてくのは容易ではありません。とにかくアピールをし続けなくてはならないし、試行錯誤で動き続けないといけない。恵子ちゃんとゆうきくんは商品のコンセプトも人生のプライオリティーもはっきりしているんだと思う。まず商品でおもねらないことですよ。不器用な営業もするでしょうけれど、作りだすものは世間にお世辞をつかうことなくこだわりをそのまま直球。ままかでもよくある現象だけど「売れそう」とか「売ろう」とか色気を出した商品ほど売れなかったりするんだよね。お客さんは私のこだわりを楽しんでいるし、そのこだわりで繋がってるんだから一般的なものなんか欲しくないのです。勇気を出して変な物を売ってきましたままかです(おいおい)近頃ではバンコクの友達からも「ねぇチェンマイで調味料作ってる人知ってる?」と噂が聞こえてくるようになりました。そう恵子ちゃんの作る、塩麹、麹醤油、ドレッシングの美味しこと!日曜の深夜バスでバンコクまで出てアーリーでワークショップをしていますよ。思わず誰かの分も買って帰りたくなるから、もうすぐあなたのお手元にも届くんじゃないでしょうかね。友達がいればね。



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10月20日は百伽のお誕生日だったので、グリーンデイズでチョコレートケーキをオーダーしておいた母。この日を共に過ごせたご縁ある皆さんに召し上がって頂ければもう最高です。ゆうきくんが美味しい珈琲をいれてくれると言うので待ってましたが「ごめんなさい失敗。もう豆がない」と絶望的なことを言いだしまして、そしたらばなんと「あるよ」って天の声が。あるよってなんだよ。「豆、ありますよ」ってとんぶりさんのカゴバックから手つかずの珈琲豆じゃじゃじゃ~んじゃないですか!どこの世界に珈琲豆持ち歩いている人がいるんすか。しかもカフェに来るのに。チェンマイに来る前から「あれこれどうですかね~」と言うたびに秒速で答えを出してきたとんぶりさん。そのスピード感に近未来を感じドラえもんと呼んできましたが、情報に留まらずついに物までも出してくる。むむむ~おそおるべし細長いドラえもん。ブラックホール的カゴバック(STUDIO THREE製)は異次元ポケットか。


閉店を待って、子ども達はまたロッケンに乗り込み、私は恵子ちゃんのバイクの後ろに乗ってまたお家までの旅。凄い渋滞やロッケンのタイヤがパンクしたりだ、市場でおしっこしたりでゆっくりと宿に到着しました。これまた帰りのバイク前と後ろで恵子ちゃんと話がむっちゃ盛り上がって、なんなんバイクの前後なんなん。今度は横かお向かいで飲みながらってのをやりたいと思いますw 下戸だけど。



いやしかしいっぱい遊んでもらってすっかりお世話になってしまったよ。
バンコクでは必ずやこちらはが何かのお役に立ってみせましょうぞ。
がんばれかわいい家族!
また遊ぼうね。









坂爪圭吾 in ままかバー

だいぶご報告が遅れましたが、
さかつめくんいらっしゃいました。
 
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それが出来るのは彼が若いからだ、と夫タッキーが呟いていた。さらに言うなら若くてイケメンだからに違いありません。
そこらのおっさんがやっても成立しない。それも心理。

 
坂爪くんを一言で紹介するのには無理があります。
ブログすごく面白いので是非読んでみて下さい。

そもそも彼を連れて来たのは香織ちゃん。香織ちゃんは、十数年前にメキシコのドミトリーで出会ってそれからたま~に世界のどこからか連絡が来る人だったんだけれど、縁あって今はソンテオで3分のご近所で暮らしてる。彼女はある種の勘が働く人で、それまで少しブログを読んだくらいでたいして知りもしなかった坂爪くんがバンコクに降り立つことをその日開いたネットで知って、その瞬間に「あ、これ会わないと」と閃き、彼に声を掛けたらしいのです。それから私に「ねえ坂爪くんって知ってる?」って電話が来て、これまた私は「知ってるよ」と答える事になる。知ってたんですよ。そこそこちゃんとブログも読んでたんですよ。香織ちゃんここまで全部直感なわけすごい。そしてもちろん彼にふさわしい茶話会の場と言えば・・・ままかバーしかないよなぁ。いやでもちょっと待て、坂爪君が自宅に来るってことなんだけど?www でもままかバーが一番いいよなぁ・・・と、ままかバーをやる事になる。面白いではありませんか。こういうのが面白くてままかバーはgoogleマップにも看板出してるんですわなイヤソレワ。出会い偶然直感に感謝です。

この日は平日の夜と言うことで、レギュラーメンバーは皆さんお仕事。いつも子どもが寝てから帰ってくる夫タッキーだけがすごい勢いで帰ってたけど、後はその香織ちゃんと、移住仲間のさやかちゃん。それぞれ子どもを2人、3人、と連れて来て我が家と合わせて8人。子どもは安定の満卓あざーす。賑やかだけど、いつものままかバーにしては人数も少なめでお話しするにはいい塩梅。これまたたまたま偶然スピリチュアル度の高いメンツになりました。坂爪くんも「ぼくスピ系なんですって」って次の仕事がそっちの取材だと言ってました。

しかしですよ。まず反省しなくてはならないのは坂爪くんより私が喋っちゃった事です。あ~~~やっちゃったのねって思ったでしょう?いや違うのよ、坂爪くん、基本的におしゃべりな人ではないので、ついつい盛り上げようと思って。質問してたつもりが答えも言っちゃうみたいなね。はぅ恥ずかしい。はいすみません。それはともかく・・・・





私なりの解釈で彼の生活を説明すると・・・。呼ばれた場所へどうにかして向かう。エコノミックな事情でそれはほぼ徒歩で行われます。歩けば歩くほど幸せになるのだとか。お金はほとんど所持せず。おおよその移動プランはブログに掲載されていて、それを見た彼と会ってみたい人たちが行く先々でさっと粋な支援をしてくれます。遥か海の向こうから彼を呼んで下さる方もいる。坂爪くんに家はありません。しかしながら熱海の家をどうぞご自由にと提供してくださる方がいて、なのでそこに自分がいなくとも、誰でもご飯が食べられて泊れるようにと維持しています。その玄関にはわずかながらお金も置いてあり自由に使う事が出来るのですーーー。
 

「持つ者は豊」「持たずとも豊かに生きられる」のではなく
「持たざる者こそが豊か」


さて、私はいつも坂爪君を僧侶のようだと思っていました。その生活は、お坊さんの托鉢そのものだと。きっとその表現はすでに使い古されているのではないかと思っていたけど本人にもみんなにも「へー」と言われたので逆にちょっとびっくりです。

瞑想しながら歩き続けること、行く先々で人々から施しを受け、換わりに今日一日の安全と幸せを祈り授ける。それはまさに托鉢。「施し」と言う言葉もご本人に「わざと言ってます」と言いました。お布施の施です。アジアの人達は持つ者が持たざる者に施しをする。これは与える者の喜びであり与える者こそが受け取る者に感謝をする。今回も「一緒に行きませんか?」と彼と旅したいどなたかが彼の分のお席も用意しての来タイだったのだそうです。ブログを読んでいても、坂爪くんに「会いませんか?」と言う方々は皆さん一様におおらかで気風が良い。与える事に大きな喜びを感じている様に思います。

だけど私なんかは気が小さいから、呼ばれたら行くと言う修行をしている坂爪僧侶は、人を選ばないのではないかと思ったりする。つまり本当は行きたくないとか会いたくないとか、会ってみたけどくだらない、とか思ったりすることはないのかしら?今日はどうかしら私たちくだらなくないかしら?と不安にもなる。これは与える者としての資質に欠け修行が足りないのです!本人いわく「僕は基本からっぽです」と。僕自身がやりたい事とか、そういうのはう~んう~~んって悩んでました。そんな彼にギター持ってるってことはギターは弾きたいんだろう?と何曲も弾かせました私たち。


それにしても、施される者の寛容さと言うのはいかばかりか。お前は持つ者か持たざる者か、選べと問われれば、多くの者が持つって言う程のものでもないものを捨てることに悩むだろう。何も持たない者は人を脅かすことなく、人を飾らせることなく、人を解放する。一緒に暮らしていた彼女と別れて部屋を出た彼が、これから家を持たずに生きてみようと思って早3年。人に迷惑をかけるような生き方だけはするなと言われて育った私たち昭和には、どうしても突き付けられてしまう「これは正解なのか?」という疑問。それでいてたぶん、人に迷惑を掛けないように生きる事の難しさと、人に迷惑を掛けない人生の厳しさを知っている昭和としては、彼が受け取る援助(双方笑顔での)を目の当たりにして、幸せを「迷惑」で推し量る事の矛盾に気付き、少し新鮮な気分にもなる。自分が同じ様に生きる事は出来ないけれど、またそうしたいと思っているわけでもないけれど、この人をどこまでも飛ばしてみたい。きっと多くの人がそう思うのではないでしょうか。


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世界や人間は「信頼に値する」のだということを強く実感する。


日本で子育てする事をやめた3家族が、揃ってその日本社会の生き難さを超えた狂気を口々に話し始めた時、ずっとご飯を食べ続けていた坂爪くんが言ったんですよね。
「僕は、日本の人はみんな優しいと思いますよ。誰かに何かしてあげたいと思っていても出口が見つからないんじゃないですかね。そうやって誰かを助けてもいいんだよって言う、何か「許可」のようなものがあれば、いくらだって優しい人はいるんじゃないでしょうか」

その許可のひとつがこの人そのものなのでしょう。
僕はいま何も持っていません!という啓示。


彼は日本中歩き回って、彼を知る人からも彼を知らない人からも、たくさんの愛を受けて生きている。だからこそ言える、日本の人は優しいはずって。彼は哲学じみたことを一言も言わない。起きた事、思ったこと、事実を述べているだけだ。そうだ確かに。日本人って優しかったかも。て言うか、日本人が優しいってことを日本人は忘れちゃってるんだな。その優しさってのは欺瞞だの建前だの淋しさだのどうのこうので、その愛ってのはどうのこうので、っていくらでも難しい事は言えるだろうけど、優しさや愛の中身をぐちゃぐちゃ掻き回したりせず「ありがとうございます!」ってスパッと受け取る彼のすごさ。

ただなんとなく、やはり世界の終焉も感じてしまいます。彼と言う存在がそこに在り、求める人が後を絶たないこと。「許可」「許し」を求めて彷徨っている人の群れが愛を持て余している。愛はたくさんある。なのに私たちはなぜ隣人に愛を施せないのか?こんなにも優しいし面白い事が大好きなのになぜ隣の人と一緒に笑えないのか?坂爪くんは、失われてしまう世界の最期の愛を、表わす為に歩かされている様にも思えます。不吉な事を言いました。でももし彼に「会いませんか」と言えたなら、それからはずっと自分で自分に「許し」を与える続けることが出来るようになるのかも知れません。そして、これまた凄いのが、彼と会う為のハードルは意外と非常に低く設定されています。求められたら極力応える。彼の愛です。会えるかどうかは会いたい人の気分次第なのです。

「普通」や「常識」を鮮やかにひっくり返しながら歩いていく彼がこれからもずっとずっと遠くまで歩いて行けますように。少なくともその間は、間違いなく世界はぎりぎり繋がっているはずです。
もちろん彼はそんな狙いなどなく、考え、会い、繋がり、渡し、ただ歩いて行く。




子ども達に「坂爪くんと言う人が来る」というお知らせをする時にした話。
前述の暮らしぶりに併せて「もし、人生が一度で、一日の時間に限りがあると知っているのに、朝6時から仕事に行って真夜中に帰ってくる日が毎日だったらどうだろう。一生懸命働く事は素晴らしい事だしそれがやりたい事ならいいけれど、あんまり好きな時間じゃなかったら?そしたら思い切って全部それを止めて、全部自分の好きな事をする時間にする。だけどお金はありません。お家もありません。だけど自分の心に誠実に生きてみる。それがとても魅力的で是非彼と会いたい、彼の助けになりたいと思う人が後を絶たないのです。という、おとぎ話の様な人がままかバーに来ます。どうですか?と言いました。鼻息を荒げて興味を持ってました。
実際、彼らの父親タッキーは日本では当然午前様。ここタイにおいても平日に晩ご飯を一緒食べる事なんてまずないくらい働いています。ある程度自由な生活をしている人はきっとそこだけをみて「普通の日本人のけな気な生活」と見て取るかもしれません。でも実のとこタッキーはこの仕事に20年、飽きることなくいつも新鮮な感動と充実感を持って向き合っています。自分の花の咲かせ方はいろいろあって、どれもこれもよいものなのだと、私は子ども達に知ってほいしいと思っています。
とにかく、楽しくないのがいちばんよろしくない。


坂爪くんは多忙を極め、この日も21時にはドンムアンに向かい、翌朝はそのスピ系の取材でした。こういうタイプの修行僧にはもう会えないのかなと思ったら、呼びさえすれば来るそうですw。再会のハードルも低く設定してくれているようです。実際タイには結構お呼ばれされるのだそうです。ままかバーには特に企画があるわけでもないので来いと言うのは憚られますが、もし来たら毎回寄ってって欲しい。帰りのタクシー代は出すからね。また一緒に遊べる日を楽しみにしています。次はしゃべりすぎないようにする!

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産み過ぎですね


今回のわたり菓子はこれ。坂爪くんの向こうにいるどなたか、ありがとうございます。私は代わりに風邪に良く効く生姜茶をお渡ししました。誰の手に渡るかな!

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それではまた。















もぎゅもぎゅチェンマイ その1 Hoshihana Village

はろ~エブリワン。Youtuberのままかボスです。うそです。
学校の揉め事で現実に引き戻されてるボスカボスです。ボガンボスに似てる。

先日、夢の都チェンマイから戻りました。
すげ~楽しかったので、脳内からホットなうちに取り出しておきたいと思います。

うちは兄妹で違う学校に通ってるからお休みがなかなか合わないんだけれど、突然今年から娘のインターがミッドタームホリデーってのを設けたため、10日間お休みが重なりました。
せっかくなので旅に出よう!

日本に比べると、いちいち学校のお休みが長いタイ。来た当初は日本の夏休みのごとく家に子どもを置いて、宿題をやらせるなんてイメージが大きかったのでその長過ぎさに戸惑いました。一番長いお休みは学年末でおよそ2ヶ月。宿題すら出ません。子どもら退屈の極み。そこで学校が用意したサマースクールなるものへ参加したり、他の学校へ行ったり、一時帰国したりと家庭事情に合わせていろいろするんだなと言う事に気が付いたんですが、長いだけにどんな選択をするかでけっこう影響が大きい様に思います。長いお休みをカスタマイズして有効活用。欧米人のバケーションの取り方に似ていますよね。毎回これで良かったのかと悩むんだけどw この話はまた今度。

で、どんな選択をするにしても私が一番大事にしたいと思ってるのは「経験スキルを引き上げる」これな。せっかくお休みがまとまってあるんだから、お勉強はちょっとおいといて、すごく印象に残るような、新しい世界が拓けるような体験をさせたいといつも思っています。わーって子ども達に言わせたいのです。そして親もリフレッシュしたい。それならやはり旅が一番。


今回は、チェンマイへ。


今回はチェンマイへ。

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お父さんは仕事なので週末合流。まずは母子で飛びます。
子沢山の人はいつもやきもきしてると思うんだけど、飛行機の座席。これって子どもだけで並んで座る事は許されないので、三列席の場合、【子親子_通路_子○○】って座れって言われるんですよ。これ一人離れて座る事が出来ない子の場合は困りますよね。離陸の時だけなのでそのちょっとが我慢できればいいんですけど。「これじゃ一人離れちゃうけど?」っておねいさんに聞いたら「マイペンライ!」って。やがてやって来ました高学年のお兄ちゃんを連れた優しそうなお母さん。これで【子親子_通路_子親子】の完成です!人の子どもだって子どもの面倒は大人が見るに決まってるタイランド。航空会社も他力本願。「かあかん、僕が離れて座るよ。僕はGood Communicate 出来るしアレだから」大人受けがいい事を自ら知ってるひょうが志願の通路向こうに座って、さっそく優しそうなお母さんにモギュモギュされていました。ひょうは配られたお菓子の包装紙を使って器用に鶴を折りにわかおり紙教室を開催。バカ受けするわモギュモギュされるわで、すっかり目の下が真黒(過労)でチェンマイに到着。飛行機早い。そしてLCC安い。この日は1人1000バーツでした。



Hosihana Village


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Hoshihana village は様々なコンセプトのお家がいっぱい。土の家、中庭のある家、大きな共同リビングのあるスイカハウスなど。 

経験値とかいっておいて、まずは人里離れた宿で保養。休憩。命の洗濯。
Hoshihana Village は映画「プール」で一躍有名になったユニークな宿泊施設です。母体はバーンロムサイと言う私設の孤児生活施設。HIVに母子感染した子ども達の為にと実業家名取美和さんが設立しました。タイでHIVが爆発的に蔓延したのはおよそ15年前くらいかなぁ。その後、薬が効果を発揮して感染者は減少しているようですが、一命を取り留めた子ども達の多くは軽度の知的障害があったり、免疫力が低く外界と接触しづらいまたは病気に対する偏見などもあり、都会で自立することが困難です。このホテルの経営が現金収入になると同時に、子ども達の仕事づくりにもなっています。ホテルの仕事は日々の生業。お掃除、お料理、庭の手入れ、建築工事も。また素晴らしいコットンを使ったお洋服や少数民族の布を使った小物などの物づくりや販売もしています。
わたし、まず見事だなと思ったのは、子ども達に来客を歓待させたりしない事ですね。かわいい子ども達にホストホステスさせれば寄付は増えるかもしれません。でも免疫力が低くただでさえ傷ついている子ども達と外界の接触を安易にしては危険です。まずは、子ども達に普通の暮らしをさせたい。私もそう思います。だからすぐお隣りにあるバーンロムサイの子ども達には気軽に会えません。訪問には予約がいるし土曜の午前中1時間半だけと決められています。これすごく大事なことですね。


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まさかいらっしゃるとは思ってなかったw普通に朝ご飯の時ひょこっと出て来てお客さんとお話しされてます。名取美和さん。聞きたい事もあったはずなのに毎朝なんか猫の話とかしてました・・・



初日から母はマッサージ2時間至福!
この日の為に前もってヤワラーで新しいLEGOを買っておいたのです。私がモギュモギュされている2時間、子ども達は一心不乱にLEGO。ここにテレビはありません。エアコンもなし。せっかくなのでデジタルデトックスを目指し、スマホも禁止です。「子ども大人しいね~www」とマッサージ師さんも笑う程集中している子ら。いつも旅先でマッサージを受けても早く帰りたくなってハラハラするのだけど、子どもは目の前にいるし、寒過ぎるエアコンもないし、とにかくこのホシハナのコットンはめちゃめちゃ気持ちいいんですよ。思う存分骨を抜きました・・・。 

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サバイサバーイはこちらです。大きな屋根のsala。めっちゃいいコットンの寝具。プールに出て来るプールに入れてご満悦なもかさん。

そもそも、タイガー&ドラゴンの映りが悪くて手持ちの「スイカ」を観たんですよね。そしたらもかがドはまりして、面白いから映画のプールも観せてみたのです。よわい6歳にして寝る前にプールをかけてぼんやり眺めてる人。いろんなコンセプトのお家があるのですが、サイトをみてそれも全部覚えてしまいました。日頃は人見知りが激しく無口なのですが、スタッフのお姉さんになんでもかんでもつんのめり気味に質問してて笑いました。すぐに敷地内の地図も頭に入った様子。憧れの場所へ来られるなんてどんな感じだろ。うらやましいわ。わたしはまったくそういうのない。

さて、チェンマイの旅はこれからです・・・